あらすじ
大学で犯罪心理学を教える高倉(たかくら)は、妻と二人、一戸建てに暮らす。ある日、刑事・野上(のがみ)から一家失踪事件の分析を依頼されたのを契機として、周囲で事件が頻発する。野上の失踪、学生同士のトラブル、出火した向かいの家の焼死体。だがそれらも、本当の恐怖の発端(ほったん)でしかなかった。「奇妙な隣人」への疑惑と不安が押し寄せる、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
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Posted by ブクログ
隣人のサイコパスが際立っていた、特に深夜に訪問してきた時は読んでてとても緊張感があった。
けっこう長編だかすらすら読めた印象。
続編も来になるので読んでみる
Posted by ブクログ
巧みに人の心を操る矢島と、それに巻き込まれていく人々
こんなこと起こりえないでしょ?と思うけど、そうとも言いきれない絶妙なバランスで成立している犯罪にぞわっとした
たしかに隣人の名前も顔も正直よく覚えていないから、なりすましされててもきっと気づかないだろうな
Posted by ブクログ
めちゃ面白かった✩︎⡱
大学で犯罪心理学を教えている主人公が
ある事件について
刑事から意見を求められた事をキッカケに
巻き込まれていくミステリー ·͜·♡
気味の悪さがすごいけど
終わり方がちょっとあっけない感もᐠ( ᐝ̱ )ᐟ
真相がわかることと
解決ってなんか違うよね( ›ω‹ )
なんか少し無理があるというか
いろいろ後からもやもやするけど
でも面白かった(*´°`*)
Posted by ブクログ
なりすまし殺人、というのが怖いなと思った。
実は隣人がまった別の人のなりすましで…というのは本当にあり得そうだった。自分たちも気づけないと思う。
犯人の死はとても呆気なかったけど、主人公はそのことも知らずにその幻影を追いかけていたというのが怖いなと思った。
Posted by ブクログ
主人公の隣人は一見良い人のように見えたが、時に非常に冷酷な表情を見せる怪しげな人、そしてその人が数年前に別の場所で起きた一家三人行方不明事件と関係しているのではないかとの疑惑が持ち上がってくるサイコミステリーといった雰囲気の物語。引き込まれていく展開で、お勧めしたいミステリー本だった。
現実にありそうもないような事でも、身近に起こっているような感覚でグイグイ引き込まれ一気読みしてしまいました。隣人の猟奇的な気持ち悪さに戦慄しましたが、一応はハッピーエンドで収まった感じです。
Posted by ブクログ
昨夜一気読み。読んだ後怖すぎてトイレに一人でいけなくなってしまった(笑)。終始まとわりつく「気持ち悪さ」が上手な演出だと思った。終わり方も気持ち悪くて好き。
Posted by ブクログ
怖い。でも現実に起こる、こんなこと?そこまでマインドコントロールされる?なぜ捕まられない?なぜ捕まえられない?冷静に考えると殺人犯の養女になって活躍?心を落ち着かせると突っ込みたい点はいくつもあるが、それをさせないだけのグイグイ読ませる力がある。
Posted by ブクログ
映画から見て本を読んだ。設定は踏襲しつつ、映画はややオリジナル寄りの話だった感じ。この作品については本の方が好き。ただかなり猟奇的で恐怖すらある。フィクションではあるが、実際に似たような(なりすまし、マインドコントロール)犯罪が過去にあったことから、リアルを想像してしまう。こんな隣人は嫌だ、どんな隣人?隣人がなりすましている。
Posted by ブクログ
ひたすら怖くて気味の悪い推理小説。
最後は若干無理あるかな〜って思ったけど、最初に蒔かれた点と点が徐々に線になっていく感覚が最高。楽しい。
西野の不気味さにゾッとする…
夜に読むと怖くて寝れなくなる
クリーピー
一言で言えば、面白かったです!
このまま終わるかと思ったら、意外な展開になるし、最後まで楽しく読めました!
読書にはあまりチャレンジしてこなかったのですが、これを機にハマりそうです。ワクワクドキドキするミステリーのおすすめあったら、どんどん読みたいです!早くまた50%off当たらないかな!😊
Posted by ブクログ
何気なしに取った一冊。
この前にジウ読んでたんで、感覚的に求めたのだろうと想定。
犯罪心理学を教える高倉のもとに、高校の同級生で今は刑事の野上が日野市一家三人行方不明事件に関して意見を求めにくる。
しかし、本当の目的は…?
グロイ描写が少ないが、心に来る系の小説。
高倉の近所の西野一家がカギを握るのであるが、本当にそんなことがあるんだろうか?
まぁ現代の近所づきあいを考えるとありえなくもないかという意味で、ぞくっときます。
続編もあるので、読む。
Posted by ブクログ
解説にある通り、「展開を予測できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」。イヤミスというほどではないが、読後謎が解けてスッキリするという話でもない。終始気味が悪く、作品によく合ったよいタイトル付けだと思った。
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『大学で犯罪心理学を教える高倉(たかくら)は、妻と二人、一戸建てに暮らす。ある日、刑事・野上(のがみ)から一家失踪事件の分析を依頼されたのを契機として、周囲で事件が頻発する。野上の失踪、学生同士のトラブル、出火した向かいの家の焼死体。だがそれらも、本当の恐怖の発端(ほったん)でしかなかった。「奇妙な隣人」への疑惑と不安が押し寄せる、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。』
Posted by ブクログ
面白かったが、ラストに少しモヤっとする。
主人公が男性で、作者も男性なので仕方ないのかもしれないが、男性的な視点からの描写が少し気になった。事件の鍵となる女性が何人も出てくるので、女性の心理描写ももう少し丁寧に描いてくれたらもっと良かった。
Posted by ブクログ
これはたしかにcreepyだった。サイコパスと隣人系サスペンスとミステリーが混ざった、なかなかにハラハラした気分を味わえた作品だった。多少まどろっこしいところもあったり、冗長な部分もあったけど、それでも最後の展開まで一気呵成に読めた。
Posted by ブクログ
第6章にある、手紙が野上本人のものでは無いと睨んだ「ある1人の警官」は谷本?
だとしたら気づいていた当時園田にコンタクトをとらなかったのはなぜ?
本小説のような結末は予想出来なかったはずだし、少なくとも西田澪の安否は分からなかったはずだから犯人を捕まえるつもりなら筆跡鑑定による確証が無くても高倉と2人で乗り込む位のことは出来たのでは?
そもそも高倉に勘づいていたことを当時話さなかったのは業務上の守秘義務的なもの?そうだとしたら既に高倉とはその一線を超える情報交換をしていたから別の理由があるのでは無いか。
その1点が気になるのみでストーリー全体は面白かった。心理専攻の高倉とサイコの心理戦がもう少しあったらなと思った。それにしても人が死にすぎだし管理も杜撰な気がしたがそこはフィクションとして楽しめた。読んだ時間も良くなかったせいで少し怖かっけどちょうどいい。
Posted by ブクログ
途中途中で恐怖とゾワゾワを感じながら楽しく読むことが出来ました!!特にラストは、自分が想像したものとは全く違った展開を迎えて、一気に読み進めました。自分は頭の回転がおそいので、読みながら「なるほど、ここはこうでこの人はああで…」と組み立ながら読んでました!!心理学から見て事件の真相に迫っていくということで、マインドコントロールだとか、そういうのが好きな方にはオススメです!!ぜひ読んでみてください!
Posted by ブクログ
面白かったー!
前半はタイトル通りクリーピーな雰囲気が漂ってて、隣人の西野が怪しいというか気味悪いというか。
途中ちょっとゾッとした。
中盤からは一気読み!
続きが気になり過ぎた。
ただ後半はちょっと拍子抜け。
悪くはないが、今までが良かった分期待外れ。
それでも久しぶりに夢中になって齧り付いて読んだ気がする!
やっぱり読書はいいね!
映画を観るかは迷います
映画のcmで興味を持ち、セールになってたので読んでみました。あっという間に読んでしまう面白さでした。
誉田哲也さんをマイルドにしたようなテイストで、そんなにグロテスクな場面もないと思います。
西野を映画で演じる香川照之でイメージしつつ読むとめちゃくちゃ怖いです。
続編も読もうかな。
Posted by ブクログ
隣人の中年男性は感じの良い人物だが、いるはずの妻が全く姿を見せない、娘の様子がおかしい、など不審な点が。ついに娘が「あの人お父さんじゃありません」と漏らし、徐々に異常性が明らかに。
クリーピーの題名の通り、気味が悪くゾッとするミステリー。
Posted by ブクログ
狂気
どうしたらこんな人間が?
と思ってしまう。
隣に住む家族
普通に見えるが偽物の父親が混ざった家族だった。
そこでは西野と名乗った。
本当の名前は矢島。
事件が起き隣に住む西野が、同級生の兄矢島であることを知る。
とにかく気持ちが悪い。
Posted by ブクログ
結論から言うと面白い
だけど、ちょっとした「?」が浮かばれることが多かった印象。
最後のまさかそっちか!となったのは面白かったけれど、善雄の死に方はなんとも....そんなあっさりと死ぬのか...と解せない気持ちもある。
個人的に心理学を齧ってる人間からすると、ちょこちょこ出てくる高倉の心理学情報は知っていることもあったり、ふむふむと感じる部分があって学んだ人からすると多々面白いかもしれない。まあ、心理をメインとしているから、死に方にはあまりこだわりがないと言うかそこに視点を置いてないのでこの結果、となったのかもしれない。
映画があることを知らなかったので、ちょっと観てみようかと思う。
Posted by ブクログ
ストーリーは先が読めず、次から次へと奇妙で不可解な事件が起こるため、飽きないで面白い。主人公である犯罪心理学の高倉が女学生に下心を持っている様子が垣間見えるのは個人的に気持ちが悪くて好きじゃない。
捜査に協力するくせに、犯人をいざ追い詰めそうという時に警察に電話せず、生徒を連れて行き、あげく死なせてしまうというのは不用心すぎていささか話としておかしいまでもある。
だが、推理しながら読んでいっても犯人がわからず、多少無理はあるとしても結果としての犯人が納得のいくものだったため、面白かった。
Posted by ブクログ
映画を先に見た。比べると、わたしにとって小説の方が断然面白い。映画はなんでそこで一人で行くかなーってツッコミどころがありすぎた。小説はそういった引っかかりなく読めた。
普通に暮らす人の理解の及ばない、怖い人ってほんとうにいるのかな、こんな人が近隣にいたらきっと逃れられない…と思わせる、その意味でホラーな作品。黒い家的なホラー。
Posted by ブクログ
お初の作家さんでした。
“怖い”という評判だったので楽しみにしてたのですが、途中までは怖かったです。『隣人』の正体が何なのかわからないところまでは楽しく読めたのですが、後半の、事件から10年経って… の先は何かガッカリしました。スッキリしないというところでしょうか?
Posted by ブクログ
おもしろかった。
最後ずっと行方不明になってた凶悪殺人犯が実は死んでてその殺人犯に殺されたと思われてた野上は元妻に愛ゆえに殺されてて更に殺人犯に誘拐されてた少女はその元妻の養女としてピアニストとしてパリで暮らしてるっていう意外な展開プラスすっきりエンドでよかった。
ただ死体を何年間も家に置いといて腐敗臭とか虫とか大丈夫なのかなって心配になった。
頭の切れる悪い人って怖いなぁ
Posted by ブクログ
早い段階から色々な事件が起こり、展開が早くドキドキしました‼︎
皆さんのレビューにあるように、こじつけや不思議に思うことも多々ありますが、それはそれで楽しめました。
この後どーなるの⁉︎って思ったら、あれ?進展なしで時間経過...からのぉ真実発覚!
終わり方は確かにどーでしょぉ?
でも、楽しめました!
Posted by ブクログ
怖かった。最近リラックスして読める本を読むことが多かったのでこんな猟奇的なお話に読みながら泣きそうになった(苦笑)
でも思いがけず出てくる地名がよく知る場所ばかりで嬉しくなった
なのにそこでもまた殺人、、、
怖いけど続きの気になる感じは癖になりそう
ただきっと心が元気な時でないと読めない。
Posted by ブクログ
脳内再生は香川照之さんで正解でしょう。
結構無理がある展開が多いので、一旦脳内のネジを何処か一つ緩ませてから読むのがおすすめです。
信じるか信じないかはあなた次第です
と、背中をゆっくりなぞらるかのようなゾワッとする感覚が好き。
Posted by ブクログ
正直、高倉とゼミ生の絡みに少々うんざりして最初読み進めるのに苦痛と苛つきを感じていた。
野上が出てきてからはサクサク読み進めることができました。
マインドコントロール、何も特殊な装置や方法を使う必要はないんだなあ・・と漠然とした恐怖を感じた。
自分の隣家で行われていてもおかしくないとさえ思ってしまう。
面白かったんだけど、あれから10年ってのには面食らってしまった・・・