【感想・ネタバレ】「できる人」という幻想 4つの強迫観念を乗り越えるのレビュー

あらすじ

即戦力、グローバル人材、コミュ力、起業……。
若者への言いっぱなしはもうたくさんだ!

コミュニケーション能力を磨き、即戦力としてグローバルに活躍し、会社が頼りないなら起業しろ――。いったい、日本はいつまで「できる人」という幻想を追い求めるつもりなのか? 雇用や労働の常識を問い直し、日本のビジネスパーソンを強迫し続ける幻想の正体に迫る。若者よ、「できる人」を目指すな。社会よ、若者の可能性にかけるな。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

社会よ、若者の可能性にかけるな、というメッセージにとても共感しました。変化を求める際に必要なのは他人に期待することではなく、自分が出来ることをすることだと思います。「新入社員に新しい風を入れてもらう」という考えに違和感を持っていたので、本書を読みすっきりしました。

変に焦ることなく、目の前の仕事を頑張ろうと思えました。

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2014年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

常見さんらしい切り口の本。たしかにこの国は若者に何かを求めすぎているとは思っていた。もちろん、可能性を信じてもらえるのはいいが、私のような凡人にはいささか気が重い。

内容的には、入社式やそこでの社長からの言葉、就活の移り変わりなどから、最近の若者への期待を表すデータをいろいろなところからもってきて、分析している。

おもしろい本だったが、もっと常見さんは面白い本書けると思う。分析が多く、やけに真面目な本だ。ぜひ次は少しお酒を飲みながら、本を書いていただきたい。

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2014年04月23日

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