あらすじ
災害多発時代の心得を、
予報と防災のプロが伝授!
暴風警報、大雨警報、津波警報……我々は日々、様々な気象情報に触れている。それでも、同じような気象条件・場所で人の死は繰り返される。「いのちを守る」ためにある気象情報を、なぜ活かせないのか――台風、大雨、地震、火山など8つの大きな自然災害について、その基本メカニズムや予報・警報の見方、さらにそれをどう実際の行動に結びつけるかに焦点を当て解説。NHK「お天気お兄さん」による真に役立つ気象情報入門書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
NHK気象キャスターでおなじみの著者。真摯な語り口に印象アップ。
大事な情報が詰まっていて、いざというときにすぐ引けるように鞄の中に携帯したい一冊。
Posted by ブクログ
テレビで流される天気予報の内容には、短い時間であってもたくさんの情報が詰まっているんだけど、それを読み取る(聞き取る)には視聴者側にもある程度の知識が求められる。
天気予報の数分間で最大限の情報を得るためのヒントが満載の一冊。また、いざ災害が発生しそうなときや災害が発生してしまったときにどう行動したら良いか、わかりやすい言葉で明確に書かれている。
家族で読み、自分の家や地域ではどのような行動が求められるか、話し合っておくと良いのではないかと思う。
Posted by ブクログ
NHKの天気予報で見かける斉田さんが本を!と思って手に取りました。
思いの外わかりやすく、なるほどと思いながら読んだ所も多かったです。
また、天気予報だけでは伝わらない斉田さんのキャラクターや経歴が垣間見えて、それもまたよかったです。
特に「熱中症」のくだりが好きです。(無事で何よりでした)
いつも何気なく見聞きしている天気予報、独特の言い回しにはこのような意味があったのか!という発見にもなります。
Posted by ブクログ
テレビの天気予報、気象情報コーナーでご活躍の筆者が、台風や地震、火山など自然災害ごとに章を立てて、それぞれの基礎知識や過去の事例を紹介してくれる。また、実際に自分がこれらの自然災害に遭ってしまった時にどう行動すべきか等も解説してくれている。
天気予報や気象情報コーナーで見たり聞いたりしている事項が多く、新しい発見がいっぱいというわけではないのだが、逆に、自分が何となく知っていたつもりになっていた事項、断片的に覚えている事項を系統立てて整理するのにとても役立つ本だと思う。災害時にはやはり、まずは自分の身は自分で守らなくてはならないのだから、この本に書かれてあることはしっかり身につけていきたいと思う。
Posted by ブクログ
自然災害とその対策を説明する本。台風、雷、地震、噴火、大雨、竜巻、洪水、熱中症について、現象をレベル分けで詳しく解説する。加えて、ケースに応じた対策を教えてくれる。どのような場合でも、新鮮な情報を仕入れることが重要。また、地域のハザードマップを理解しておくことも準備として非常に重要であることがわかった。
Posted by ブクログ
台風、大雨、雷、竜巻、大雪、熱中症、地震、火山の8つの自然災害について、基本的な知識をわかりやすく伝えてくれる良書でした。コンパクトによくまとまっています。