【感想・ネタバレ】夜明け前まで【イラスト入り】のレビュー

あらすじ

「よぅ慣らさんと、一晩持たへんぞ」伊藤真幸《いとう・まさき》は、名前とは裏腹に不幸な生い立ちを抱えている。革命思想運動家の父に捨てられ、父の友人に養子として育てられながら、売春を強要されて来た過去だ。三年前、関西系暴力団の美園浩二《みその・こうじ》に命を救われてからは、拳銃密売の隠れ蓑としてフラワーアレンジメント専門店を営み、浩二だけの『性処理』を担ってきた。苦み走った男振りが人目を引く浩二のセックスは乱暴で気まぐれだったが、自分の想い人に似ていると言われた真幸は、面影を追いかけられているだけだとしても、求められていることに特別な感情を抱く。ある日、実父が海外で病んでいると養父から聞かされ、一緒に出国を迫られる。一度は断るものの、偶然見かけた浩二の想い人が自分とはまったく似ていないことに真幸はショックを受け……。関西ヤクザ×花屋。※本作品はイラスト入りです。

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感情タグBEST3

購入済み

設定がびっくり

最初は分からない言葉もあり、意味がわからず読んでいると、今どき?と思う設定だったけれど、薄幸な受けが、更に不幸になって行きそうで切なかった。エロシーンで、切なくて涙ぐみながら読んだのは、この作品が初めて。
最後は、いい感じでよかったです

0
2021年09月13日

購入済み

せつな的? シリアス。

作者さんの仁義なき嫁がすごく当たりでしたが、これも悪くなかったです。

主人公がかなり底辺で生きてきた人生で、切ないを通り越して希望が低い。。
そんな彼のせつな的な恋が、これまた痛い。。
そんな人生だったからこそ、暗いラストじゃなくて良かったー。
後日談がありますが、さらにその先数年後の話とかも読んでみたかったです。

2
2017年11月24日

購入済み

よかった

薄幸受けと俺様ヤクザ
大好きな設定です

とにかく受けが健気で泣けた

短いお話で前半は受けと攻めは会話らしい会話も無いし攻めは愛情のカケラも感じさせないので、本当に一体お互いどこに惚れたの?ってところはあるけど、

不幸な生い立ちの受けは所有されただけで幸せだったのねと

雨のシーンは本当にウルっとして、そこからの展開にただだ受けの幸せを願わずにいられなかった

もうちょっと攻めの目線の心情があればよいのに

残念なのは挿絵
なんか体のバランスが悪いし色っぽくも無い

こっちを買った後、文庫本版が出たけど、あちらの挿絵が素敵で
試し読み部分よんだけどちょっと加筆?されてるみたいだし買い直そうか考え中




1
2020年06月19日

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