あらすじ
定番の学習書が最新環境に対応
本書は入門書として多くの支持をいただいた『独習Linux』の改訂版です。解説、例題、練習問題という3つのステップにより、“試して、動かして、学べる”というコンセプトはそのまま踏襲。そのうえで、近年登場した「IPv6」「クラウド」などの新しいテーマ、AndroidやWebの活況を背景として需要が高まる「Linux上での開発」などについて、わかりやすい解説を追加しました。また、本書は「Ubuntu」(deb系)/「Scientific Linux」(RPM系)の両方に対応しているため、技術動向に左右されない知識が身につきます。これまでのように、趣味や仕事におけるサーバー管理を目指す方はもちろんのこと、AndroidやWeb(LAMP)環境などLinux上での開発を目指す方にも最初の一冊としておすすめします。
※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2011年に出版されたものなので仕方ないが、
Ubuntu(10.04 LTS)やScientific Linux(6.1)のバージョンが古くGUIがかなり異なっている。
※ 2020年5月現在だと、それぞれ、Ubuntu 20.04LTS、SL7.8が最新。
ただし、本書では、CUIを使いこなすことがLinuxを理解する上で重要だとしているため、それはあまり重要なことではないだろう。
※ 2020年5月現在だと、9章で説明されているUpstartも古いようで、現在の主流はSystemdらしい。
他の人もレビューしているように、
Debian系のLinuxとして、Ubuntuを、
RHEL系のLinuxとして、Scientific Linuxを
使って説明されているので、Linuxの世界の概要を知ることができる。
主な違いは、バイナリパッケージのインストールに、
Ubuntuはsudo apt-getを使用するのに対して、
Scientific Linuxはsu権限でyumを使用するところだろうか。
ちなみに、著者はどうやらジョジョ好きのようである。
Posted by ブクログ
Linuxに関してざっくりと全体像がつかめた。
全体的につまることがなく、
スムーズに読み進めることができた。
途中で理解度を確かめるテストがあるのが良かった。
途中のコマンド例も短くすぐに実機で確認できる。環境の作り方が詳しいのが助かった。
できればDVDをつけてもらえると、もっとありがたかった。
Posted by ブクログ
Linuxの初心者から、ある程度のことがわかる中級者まで引き渡しをする本だと思う。
ディストリビューションは、deb系のUbuntuと、RPM系のScientific Linux(SL)を選び、インストールから詳細に解説している。Linuxの基本はかわらないことから、ファイルとディレクトリ、テキストファイル、シェルとコマンド、プロセスとジョブコントロール、ネット、サーバー、シェル等々を説明している。
付録の解説も含めて400ページもある解説書であるが、基本的な理解を進められることと、独習できるように図解や説明が懇切丁寧なことが本書の特徴だと思う。