あらすじ
明治24年、1000人の囚人達の手で人跡未踏の網走・旭川間に巨大道路が建設された。180キロにも及ぶ当時は不要不急の道路のために政府はなぜこの難工事を強行したのか。また完成後生き残ったはずの700人もの囚人はどこへ消えたのか。塀の中を知る著者だから気づいた歴史の闇。近代史の謎に挑む。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
安部譲二らしい侠気な雰囲気が感じ取れました。
北海道開拓の歴史、道も然りだが全体から見れば途方に暮れる様な規模の話。
先人の苦労あっての現在の繁栄。
我々もゆめゆめ忘れてはならぬ話。
今も昔もお上の考え方……まぁ書き綴るにはタブーなところもあるからノーコメントですが、そんなもんなんだよなぁ…と一言だけ。