【感想・ネタバレ】シャノンの情報理論入門 価値ある情報を高速に、正確に送るのレビュー

あらすじ

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情報は、なぜディジタル化できるのだろうか? 現代の巨大な情報社会を支える情報科学の基礎はシャノンによって作られた。形のない情報をどのように表現し、情報の価値をどのように表すのか? シャノンの築いた情報理論を分かりやすく解説する。 (ブルーバックス・2012年12月刊)

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Posted by ブクログ

高校で文科省検定の教科書を教えるよりも、この本を読ませたほうがよっぽどいい。大学の情報処理の授業でへたにコンピューターをいじらせるよりもこうした理論をしっかりやったほうがいい。

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2013年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「価値ある情報を高速に、正確に送りたい」

以前かじった情報理論のおさらい、あるいは知識のリフレッシュとして読んだ。

改めて、シャノンはすごいと思った。
相互情報量、情報源符号化定理、通信路符号化定理、標本化定理って、ホントよくできている。
研究に対するポリシー(「価値ある情報を高速に、正確に送りたい」)が明確で、その研究の中でぶれることなく首尾一貫している。本書もそのポリシーとそれに対する回答についてやさしく解説されていた。

なお、第5章 5-3標本化定理のあたりがちょっと駆け足な感じ。フーリエ変換のあたり、もっと説明が必要。その分、第6章の昔のコンピュータの話は要らなかったのではと思う。

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2013年01月17日

Posted by ブクログ

甘利『情報理論』が名著として有名だけど、厳しいって方はまず本書でトレーニングっつーか全体像を知った上で取り組んだほうが良さそう。

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2019年05月14日

Posted by ブクログ

「価値ある情報を高速に正確に送る」ことを目的としてシャノンは情報符号化定理や通信路符号化定理などを生み出した。シャノンの情報理論をわりとわかり易く解説したもの。

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

難しい概念がわかりやすく説かれていた。

情報源符号化まではすいすい読めたが、相互エントロピー、通信路符号化の話は難しく、読み進めるのに時間がかかった。

情報理論の基礎を理解するのには最善の本ではないかと思う。

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2014年01月17日

Posted by ブクログ

コンピュータはもちろん、今や私たちの生活になくてはならない「情報」という概念を、数学的に定式化したクロード・E・シャノンの業績を、なるべく数式を使わずに解説したもの。主な内容は、シャノンの第一基本定理(情報源符号化定理)と第二基本定理(通信路符号化定理)。ビットや情報エントロピーの理解のために対数ぐらいは知っている方がいいと思うが、特に予備知識は必要なく読める。

1 情報科学の歴史
2 情報とはなにか
3 情報の価値?
4 通信量を減らす?:情報源符号化定理
5 伝言ゲームでは困るー誤りを減らす
6 情報科学の歴史の中の情報理論

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2022年02月22日

Posted by ブクログ

標本定理はなるほどと思った。
それ以外は説明分がわかりにくく、どうも掴みにくい感じがした。
惜しい感じ。

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2013年07月18日

Posted by ブクログ

情報についての教養の初歩にあたる内容.その「触り」を知ることができる.この分野を切り拓いたシャノンの業績とその筋の良さが光る.

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2013年05月08日

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