【感想・ネタバレ】量子テレポーテーション 瞬間移動は可能なのか?のレビュー

あらすじ

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測定すると簡単に壊れてしまう量子状態をどうすれば遠く離れたところに伝送できるのか? その突破口は、皮肉にも、アインシュタインが「spooky(きもい)」と言い放った「量子もつれ」を利用することだった。EPRパラドックスに決着をつけ、量子コンピューターへの道をひらく量子テレポーテーション研究の最前線を紹介する。(ブルーバックス・2009年8月刊)

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Posted by ブクログ

誤解を与えないため、回りくどい表現になっている。読者の過大な期待は裏切られるだろうが、物理に対して正直な書き方で好感が持てる。

後二書で出てきた、波束のサインとコサインを位置と運動量に見立てる意味が分かった。

3冊とも読み終わり、同じことを少しずつ言い方を変えてやっているなあと思ったが、手強い、新しい分野なので、どれも無駄にはなっていない。

とねの日記さんのアドバイスに従って、逆次に読んできたが、間違っていなかった。

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2015年12月24日

Posted by ブクログ

昨年ノーベル賞候補にあげられていたので、概略を知るために読む。10年前の本なので今はもっと進んでいるかもしれない。

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2020年01月11日

Posted by ブクログ

物理学者 古澤明氏による量子テレポーテーションについての解説書。タイトルには「瞬間移動」の言葉がありますが、残念ながらそのような話ではありません。量子もつれの効果を利用して離れた場所に量子状態を転送することです。内容が高度なため、読むには、ある程度物理的な知識が必要だと思います。特に前半の理論については辛さを感じます。ただし、世界で初めて無条件での量子テレポーテーションを成功させた学者なので、後半の光を用いた実験に関する部分は読み応えがあります。もう少し量子力学の本を読まないといけないと思いました。

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2019年05月29日

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