あらすじ
高学歴でもない、飛び抜けて仕事の成績がいいわけでもない人が、ビジネスの世界で自分を光らせるにはどうすればよいか。企業でいわれる人材の「2:6:2の法則」(上位2割、中位6割、下位2割)というものがある。上位2割になるのは大変だが、6割の中でキラリと光るのは、実は誰にでも簡単な努力でできるし、会社からリストラされない人間に成長できれば、これからの厳しい時代に自信を持って歩むことができる――と著者は断言する。日本経済は完全に成熟期に入り、日本企業もその競争優位性を維持するために、組織をフラット化させた。しかし、フラット化した組織がもたらしたのは、自分のことで精一杯な先輩社員と、放っておかれる若手社員(新人、2~3年目の社員)だ。そうした若手社員に対してメンターの役割を果たそうというのが本書の狙いである。この大不況時代、いかに会社にリストラされない人材になるかについての具体論を、豊富に紹介。
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Posted by ブクログ
25歳を過ぎてからでも、戒めになることがたくさん書いてあると感じた1冊。当たり前のことだけど、意外とできていない物事は多いもんです。
初心を忘れず頑張りたいと思ったら、これを読み直しています。
Posted by ブクログ
新入社員が3年目まで、どのようなスタンスで仕事をしていくかについて書かれた本。
自分の考えてること、良いと思ったことに対し、自分が尊敬するような人から裏付けされていなかったというのが現状。
自分の夢をかなえるため、どんなことに気をつけた方がいいか、どういう風に人間関係を持った方がいいかなど、色々勉強になった。
Posted by ブクログ
特に一芸がなくても、「会社から放り出されない」人間になるには。
これをテーマに書かれた本。
入社してだいぶ経ってしまえば、「ずいぶん何も分からないまま入社したなぁ」と振り返るだけの新入社員時代。
学生時代の延長で、礼儀も作法も分からないまま、誰も教えてくれないとすると、放り出されるのを待つだけ・・・。
私はどんな新入社員がかわいがられているか、どんな社員と仕事がしたいかと見る目で読んだけれど、とてもしっくりくる。
全部でなくても、一生懸命で愛想がよくて、人として当たり前の気遣いができてる人間は、やっぱり必要とされるよなぁ、とつくづく思った。
私のようなちょっと先輩にあたる立場の人も、自分の身を客観的にみる意味で有用な本だと思った。