【感想・ネタバレ】SCRUM BOOT CAMP THE BOOKのレビュー

あらすじ

はじめて「スクラム」をやることになったら読む本

高品質のソフトウェアをすばやく開発できる手法として、世界中で注目されている「スクラム」。実際の開発プロジェクトにどう適用すればよいのかをとにかくわかりやすく解説します。 これからスクラムをはじめたい人はもちろん、スクラムを導入してみたけどなんだか上手くいかないなぁ……と思っている方にぜひ手にとっていただきたい一冊です。
人気の先生たちが書き下ろした理論だけで終わらない“実践”の手引き 実際のプラクティスを架空のプロジェクトをもとに詳細に解説!
※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

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Posted by ブクログ

めっちゃ作者の親切が伝わる良本
スクラムがどんなものか、どのあたりが難しいのかイメージがしやすい。
どのフレームワークで開発できるかも重要だけどまずこの開発枠組みを知ることが大事だと思う。

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事での実践にそのまま活用できる。

業務自身が難しく、また一人、一企業などだけでは解決できないような業際的な課題も多く出てくる中、仕事をしていくための良いフレームワーク。

こういったやり方をすれば、リスクを少しでも減らし、前向きに取り組むことができるようになるはず。わからないことにコミットさせられて進めることほど、ストレスフルな環境はない。

こういったチームを複数抱えている企業、そうでない企業は、たとえ一人のカリスマで引っ張られていても、そうでなくなった際にも非常に強い組織であることが容易に想定できる。

うまく業務に活用していきたい

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2021年03月06日

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Scrumの基本のキ
システム開発に関わる人全てが読むと良いと思っているし、自分のチームのメンバーには必ず読んでもらっている

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2020年10月04日

Posted by ブクログ

【一口感想】
 「Scrum導入本の決定版!これ一冊でスクラムのエッセンスの全てがわかる」

【3行要約】
 ・あるプロジェクトにScrumを導入してみるという実験をストーリー仕立てで解説
 ・スクラムマスターに抜擢された主人公もPOもチームもスクラム初体験のなか徐々に成長していく姿がまぶしい
 ・重要な用語やマインドセットなどももちろん網羅

【所感】

打ち合わせでスクラムの話をしたばっかりに、新しいプロジェクトにスクラムの導入を命ぜられ、
そして自身もスクラムマスターとして任命されてしまった主人公「ボク」。
「スクラムとは何か?」
を常に自問自答しながら、迫り来る数々の問題をクリアしていき、最後にプロジェクトはいろんな
意味での「成功」に導かれていく。

ストーリーの展開はマンガ+文章という2段構成で進められ、リズムも良いのですぐに読み切れてしまう。
遅読の私でも2時間もかからなかった。個人的には面白くて2度通し読みしてしまった。

この本のすごいところは、最初に全てをまとめて説明するのではなく、ストーリーが進んで行く
なかで必要な事実としてスクラムを解説しているところだ。ストーリーをマンガに乗せて展開
していくというスタイルは最近のハウツー本では流行りなのかもしれないが、私が読んだことのある
いくつかの本の中でもリズム感というか、マンガと文章の組み合わせの長さなどがちょうどよく、
それこそ「今必要な最低限のものを短いタームで作ってイテレーティブにリリースする」という、
スクラムのスタイルそのものに近いリズムで展開されていくところがとても読みやすかった。

また、個人的にものすごく心に響いた点は2つ。

ひとつは、このストーリーはスクラムマスターであるボクくんの成長ストーリーと捉われがちだが、
実は彼だけでなくPOのキミちゃんも、ボクくんの上司であるブチョーさんも、そしてチームの
メンバーそのものも、スクラムというプロセスの導入をきっかけにみんなが成長していくストーリーだ
という点だ。
チームは自分たちの活動内容がつまびらかになっていくことで不安もあったろうが、最後の方では
どうやればものごとを正しく、そして最短距離で解決に向かわせることができるのかわかるようになり、
そしてそれを自律的に行えるようになっていく。
スクラムは個人の能力もそうだがチームとして人が強くなり、リーダーを持たなくても自発的・自律的
に行動がとれるようになるというのは、まさにこういうことなんじゃないかと感じた。

もう1点は、プロジェクトの途中で起きるシステム的ではなく人為的な「障害」が、あまりにも自分の
過去に経験してきたことと重複してした点だ。
「人を投入すればベロシティ(開発速度)上げられるだろ。だから期間短くしろ」と上司が言ってくるとか
プロジェクトのステークホルダではない部署の人間がプロジェクトルームに来て、無意味な正義感を振り
かざして、仕様書を見せろ!こんな仕様は間違っている!と「口」も「手」も出してくる、とかいったやつだ。

スクラムにおいては、ステークホルダとチームメンバー以外の人間の意見はただの参考であり、基本的に
意思決定を左右するものにならない。彼らは自分たちのやり方が絶対で、それが正しいと信じ込んでいる
ので、そうでないやりかたをしているのが気に入らないのだろうが、そもそもプロセスも価値観もゴールも
まったく違う世界で、ひとつのやり方が絶対正しいなどという保証はない。
というかほぼ100%、間違っている。

私は、過去経験してきた数多くの開発の現場で何度もこの場面に遭遇してきた。
立場がメンバーだったこともあるしリーダーだったこともあるが、そのいずれの場合も、
チームは最終的にこの「部外者」からの意見に屈服してしまった。
しかし、それではダメだったのだ。
私はこの本を読んで確信した。

「プロジェクトのステークホルダでないやつの発言は、聞くだけ聞いて無視しろ」

この一言につきる。もしそれがステークホルダではない上司だったら、POやSMは意地でも説得する
必要があるだろうし、そうでなければチームメンバーのみんなに迷惑がかかるし、そもそもチームの
存在意義である「ユーザーに価値のある動くサービスを提供する」という目的を達成できなくなって
しまう。発言してくる人には悪意はないと思うし、上司だと言いにくい局面もあるかもしれないが、
ここは絶対に折れてはダメだ。粘り強く交渉・説得する必要がある。

スクラムとは、チームを強くするということと同時に、リーダーとなる人間がどうやって
チームを支えていくのか?ということの1つの答えであるような気がしてならない。
どうやったら部下が自律的に行動してくれる人間になるのか?
スクラムを導入することでおそらくリーダーの負荷は一時的には高くなるだろうし、これまでの
進め方では必要なかったタスクも多くなるだろう。
でもチーム全体としての生産性はきっと、それまでの何倍も高くなるはずだ。

本書では、そのきっかけとなる何かに気づかせてくれる気がする。
スクラムに限らず、リーダーとしてどう振舞うべきか?と悩んでいる人に向けても、とても良い
参考資料になるのではないかと思う。

チームのメンバーに限らず、この業種に関わる全ての人に読んでもらいたい「逸冊」だ。

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2020年02月17日

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Scrumについて学ぶ最初の1冊として、とてもオススメです。
技術書によくあるあるような、無駄にくどい説明や硬い文面を避け、全体を通して理解のしやすさに主眼が置かれていて、頭にすっと入ってきました。
実際に起こりそうな問題を踏まえストーリー仕立てでプロジェクトのイニシエーションからリリース、振り返りまで書かれているので、開発経験のある人であれば、実際の現場と比較しながら読めるのではないかなと思います。

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2019年06月12日

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Scrumに関して,基本的なことから実際におこなう上での注意点が書かれている.
そのため,主な対象読者であるScrum初学者だけでなく,実践している人でも学びのある本だと思う.
また,口語調の文体や問題の状況をマンガで表現するなど,読みやすい本になっている.
ただし,逆に全体的にさらっとしているため,重要さが伝わらない感がある.
何度も読むなり,問題に直面したら読み返すなりの対応が必要かと思う.

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2019年05月20日

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スクラムとは何かにマンガと解説で答えてくれる本。実際のプロジェクトの雰囲気を伝えながら、スクラムでやるとどうなるかを実況中継的に伝えてくれる。実際にスクラムに取り組む際に、羅針盤となってくれる書と思う。

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2018年11月12日

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ひとまず斜め読み終了。何ヶ月かのうちに再読する見込み。
マンガだから、でなく、マンガを含めて読みやすくする工夫に満ちてる良い本です。

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2018年05月18日

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もう少し凝ったイラストよりもこれくらい簡素な方が絵の主張が強すぎなくて好感が持てる。巻末にある「理解を深めるために読んでほしい文献」と「ボクくんが気づいた大切なこと」は、この本のまとめであり、見返して役に立ちそう。コラムに記述者名が書いてあって、文責が誰にあるのかが明確にされている感じがして好印象。似たような構成だったけれど、以前読んだ『アジャイルでやってみた。』よりは読んでいて楽しめた。なぜだろうと考えたけれど、ボクくんの会社の雰囲気が良かったのかもしれない。

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2018年03月22日

Posted by ブクログ

今更だけど重厚長大な大企業にもAgileがやって来た。
いや、正確にいうと言葉自体はもっと前からもちろん来ていたが、インフラ屋のところまでついに降りてきた上にそれでチームを回そうという機運が出そう(で、まだ出てないんだけど)ということで、今更ながらスクラムというものをお勉強。
諸氏が書かれている通り、導入にはとても良い。なぜタイムボックスを厳守するのか、そしてなぜ『実運用において)見積りがズレるのか、納得できた。
イケるかな、スクラム。

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2017年12月04日

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スクラム開発未経験者が、どのようにスクラム開発を進めていくかがストーリー仕立てで説明されている。
そのため、初心者でもスッと入ってくる。
未経験者ならとりあえずこの本のやり方に則って実践してみればいいんじゃないだろうか。

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2016年12月28日

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スクラムのことをひと通り学べて、かつマンガなのでとても読みやすかった。とっかかりとしておすすめできる一冊です。

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2015年08月29日

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スクラム開発の基本を漫画形式で学べる

メモ

1. プロダクトバックログ: 実現したい要求をリストにして並び揃え、常にメンテナンスして最新に保つ。価値、リスク、必要性が具備。ユーザーストーリー形式で書くことが多い。
2. スプリント: 1〜4週で期間は固定、計画設計開発テストとリリースに必要なすべてのことを行う。
3. スプリント計画ミーティング: スプリントの目標を簡潔にまとめスプリントゴールを決める。タスク一覧(スプリントバックログ)を計画する。タスクは1日以下の単位とする。開発は合意内容を完了させることに全力は尽くすが約束してるわけではない。
4. リリース判断可能なプロダクトとは、完了の定義
* コードレビュー
* チェックイン
* ユニットテスト
* カバレージ
* ドキュメント
* セキュリティ
* 性能
* デプロイ
5. スプリントレビュー: 動作するプロダクトをオーナーがレビューする

見積もり
- バックログの工数はわかりやすいものを基準としておき、感覚で置いていく。フィボナッチ数列の値を使うとやりやすい。
- 実際にスプリントでいくつ分消費できたかがわかるとベロシティがわかる。そこから全体のバックログを消化するのに必要なスプリント数が割り出せる

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2025年02月08日

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ネタバレ

チームで開発するときに「アジャイル」について聞くことがありました。プロジェクトで「アジャイル」という看板を掲げることがありました。その看板が正しいものなのかが答えを持っていませんでした。その不安や回答をもつためにこの書籍を手に取りました。

漫画形式でストーリーが展開しそのアクセス事に説明のページが掲載している形で論は進んでいきます。

プロジェクトで言語化できていないことを提示していて理解が捗りました。

この書籍で全体像を掴みながら他の書籍を読んで理解を深めたいと思いました。

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2023年10月05日

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5年ぶりに読み返したが、忘れていた大事な要素を再確認できた。
プロジェクトが長く続いていくとscrumの本来の目的から徐々に解離していっている部分があるなと(特にカイゼンのアプローチなど。。)
関係者にも本書は改めておすすめしたい。

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2020年12月30日

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スクラムとはどういうものかはざっくり理解した。

典型的な開発者だが経験から独自にこれに近い思想に至っていたので、スクラムは開発の本質を捉えているのだと思う。
この手の開発管理手法の書籍は知識としては得るものがあった半面、興味は覚えなかった。

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2020年08月31日

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アジャイル開発の一つ、Scrumの方法や心持ちを漫画とともに説明してある本。

なんちゃってアジャイルしか経験がなかったので、非常に参考になった。
すぐに理想的に実践できるのは不可能だが、知っているのと知らないのでは大きく違うと思います。
あるプログラミング言語を知らなくても別の言語の経験から大体理解することはできますが、チーム開発手法はある程度知らないと前に進めないと思うので、知らない人は目を通すだけでもしておくといいと思います。

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2020年02月18日

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マンガの登場人物たちの社内営業システム開発ストーリーに沿ってスクラムのノウハウについて解説されている。
初めてシステム開発をすることになった人の1冊目に最適な本。

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2019年12月12日

Posted by ブクログ

「大きな問題なくスクラムが導入できた事例」となっていて、スクラムの基本的な考え方を学ぶのに良い。
現実はもうちょっと強い抵抗勢力や失敗があるのでこれだけ読んでうまく導入するのは難しいかもしれない。初めの一冊としておすすめ。

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2019年05月28日

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2013年初版発行なのでちょっと古い本だが、中身は今でも問題なく読める。

スクラムのはじめから終わりまで、どういうことをやってどういう問題が起きるのかを漫画と解説で順に説明してくれる形式になっているので、これからスクラムを導入しようとしている人、スクラムをやっているけどうまくいかない人は、何かと参考になるはず。

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2019年04月06日

Posted by ブクログ

現場でscrumではないがほぼほぼscrumでのチーム開発になり、上司におすすめされて読んでみました。バックログを頻繁に直してタスクの見える化を行っていた理由やPOがなぜ重要かがいまいち腑に落ちていませんでしたが、この本を読んで納得できました。scrumは体験して学んでいくための仕組みということを肝に命じてこれからに備えていきたいと思います。

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2019年03月17日

Posted by ブクログ

悩んだら見返す本。
最近SCRUM回してないけど、回しているときは結構重宝してた。
軽く書かれているので、入門本としてはおすすめできる。
(SCRUM Guideが真なのはわかっているが、全体像つかみにくい)

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2019年03月03日

Posted by ブクログ

アジャイルソフトウェア開発手法の1つであるscrumについて、実践的な部分に重きを置いて説明されている。 scrumで知っておかないといけないことと、scrumで進めていくときによくありそうなアンチパターンが織り交ぜられていて、とても参考になる。 「だいたい終わってまーす!!」→「確実に終わらせて進むんだ!!」とか。 マンガ形式になっている部分はイメージしやすくて、サクッと読める内容となっている。 前提知識を揃えるためにも、是非ともチームメンバ全員に読んでもらいたい一冊。 参考文献も必読です。 「scrumの本質は、学びの仕組み」はいい言葉。素早く反省して学んでいくフレームワークがscrumだと感じている。

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2018年10月07日

Posted by ブクログ

仕事で実際に使う知識なので読みました。
ふわっと全体像を知れたので、あとは実務と照らし合わせながら定着させよう。未経験には一発で理解するのは難しかった。

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2018年05月19日

Posted by ブクログ

ざっくりやることを理解。
バックログはTask chuteの考え方にも近い。
直近のプロジェクト2つで試せるから実践してみる

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2018年01月28日

Posted by ブクログ

スクラムについて勉強したかったので、読みました。
スクラムでPJを進めていく場合、締切とか全体的なスケジュールとかをどうするのかってあると思うけど、そこら辺の心配事もきちんと書いているので、良かったです。

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2017年05月30日

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ここに書かれているのはおそらく基本的なスクラムなはず。スクラムをやっている、やっていたならそれとの差異を感じながら読めて、基本に戻った方がいい部分とか、こういう理由でルール変更してるな、とかを考えながら読むと良いのではないでしょうか

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2017年04月23日

Posted by ブクログ

なぜか購入したまま放置していたのか、どこかから出てきた。
実践的という意味では非常によくまとまっている。もう少し早く読めば良かったか。

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2022年04月03日

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漫画でアジャイル活動の説明がされており、初めてアジャイルに取り組む人が一般的な流れを理解するにはとても良い。

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2021年12月12日

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ネタバレ

アプリ開発手法の説明本。最近読んだ、フランクリン・コヴィーの戦略推進プロセスと、基本は同じ。経営学の影響を受けているのかと思っていたら、基本となる構想は、あの、野中郁次郎先生!ちなみにこの「スクラム」という名前も元は先生が名付けたものらしい。恐るべし、野中先生の影響力。

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2015年12月14日

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