【感想・ネタバレ】アメリカ下層教育現場のレビュー

あらすじ

恩師の頼みで高校の教壇に立つことになった著者は、貧困のなか崩壊家庭に暮らす無気力な子供たちに衝撃を受けるが……。子を持つ親、教育関係者必読のノンフィクション。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

やはり劇的にアメリカの仮想教育現場を変えることはできなかったが、生徒たちの心を動かした筆者の創意工夫が感じられる授業内容であった。

0
2024年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

11/09 ベオグラードにて
米国の「底辺校」で働くことになる筆者。
米国生活ノンフィクションならではの独特の匂い、雰囲気が感じられて自分もその場にいるような臨場感がある。(そこは内容とは関係ないけど)

筆者の担当するレインシャドウ・コミュニティ・スクールに通う生徒のほぼ全員が片親家庭。
ここまで(親がドラッグ依存症で亡くなったり刑務所にいたり)ではないにせよ、自分の育った公営住宅の環境と重なるところを感じて、なんとも言えない気持ちになった。
やかましく騒ぐ近所の不良を見て不快に思うことが多々あったが、彼らは「被害者」だということ、そして「加害者」は果たして何なのか?と考えさせられた。
そして少し登場する富裕層の通う学校との対比が強烈だった。何不自由なく育った子は幼い頃からの読書経験などを通して頭脳も明晰で、習い事や課外活動を通して幅広い経験を積むので、純粋に優秀な人間に育つ。しかし、レインシャドウの子供は日々を生きることで精一杯であり、やさぐれて知的好奇心を削がれている。その結果、自分の価値を高めることもできず、仕事を掴めずに貧困のスパイラルを突き進む…。
理想的な人生逆転ハッピーエンドなんてなく、冷徹な現実を突きつけたまま終わる。

米国の光と闇を感じると共に、日本でもこれから格差がますます広がっていくだろうから対岸の火事として軽視できないなと思う。
教育格差には外から改善しようにも困難な事柄が多くあり、根本的に解決することは非常に難しい問題なのだと改めて感じさせられた。

0
2018年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

●内容紹介
アメリカ在住ノンフィクションライターである著者は、恩師に頼み込まれ、高校の教壇に立つことになった。担当科目は「JAPANESE CULTURE(日本文化)」。前任者は、生徒たちのあまりのレベルの低さに愕然とし、1カ月も経たないうちに逃げ出していた。そこは、市内で最も学力の低い子供たちが集まる学校だった。赴任第1日目、著者が目にした光景は、予想を遙かに超えていた。貧困、崩壊家庭と、絶望的環境のなかで希望を見出せない子供たちに、著者は全力で向かい合っていくが…。子を持つ全ての親、教育関係者必読のノンフィクション。

●目次
第1章 体当たり
・最初の授業
・ジョージ・フォアマンの言葉
・浦島太郎
・相撲
・集中力はもって50分
・殴れたらどんなに楽か……
・振り出し
・しゃぼんだまと丙牛

第2章 壁
・白人の校長
・トラビス
・中間テスト
・実の両親と共に生活している生徒は19名中1名
・どうしても伝えたい内容
・ヘスース

第3章 チャレンジ
・時間がない
・ジャップ
・ある強盗殺人事件
・授業は“生き物”
・アメリカの教育格差
・銃
・えひめ丸
・国家
・マービン・ハグラーの台詞
・さらば教壇
・8カ月後の再会―半数の生徒が退学

第4章 ユース・メンターリング
・教壇に立った経験を活かしたい
・BIG BROTHER & BIG SISTER
・20種類の誉め方
・ヒスパニックの少年
・苛めや暴力を防ぐ効果

第5章 突然の別れ
・転校
・トレイナー・ミドルスクール
・英語が母語の生徒は24名中4名

0
2011年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
アメリカ在住ノンフィクションライターである著者は、恩師に頼み込まれ、高校の教壇に立つことになった。
担当科目は「JAPANESE CULTURE(日本文化)」。
前任者は、生徒たちのあまりのレベルの低さに愕然とし、1カ月も経たないうちに逃げ出していた。
そこは、市内で最も学力の低い子供たちが集まる学校だった。
赴任第1日目、著者が目にした光景は、予想を遙かに超えていた。
貧困、崩壊家庭と、絶望的環境のなかで希望を見出せない子供たちに、著者は全力で向かい合っていくが…。
子を持つ全ての親、教育関係者必読のノンフィクション。

[ 目次 ]
第1章 体当たり(最初の授業 ジョージ・フォアマンの言葉 浦島太郎 相撲 集中力はもって50分 殴れたらどんなに楽か…… 振り出し しゃぼんだまと丙牛)
第2章 壁(白人の校長 トラビス 中間テスト 実の両親と共に生活している生徒は19名中1名 どうしても伝えたい内容 ヘスース)
第3章 チャレンジ(時間がない ジャップ ある強盗殺人事件 授業は“生き物” アメリカの教育格差 銃 えひめ丸 国家 マービン・ハグラーの台詞 さらば教壇 8カ月後の再会―半数の生徒が退学)
第4章 ユース・メンターリング(教壇に立った経験を活かしたい BIG BROT HER&BIG SISTER 20種類の誉め方 ヒスパニックの少年 苛めや暴力を防ぐ効果)
第5章 突然の別れ(転校 トレイナー・ミドルスクール 英語が母語の生徒は24名中4名)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2011年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルから、もっとハードな内容を想像していたけれど、分かりやすく、アメリカの教育現場の一断面を伝えている本だった。いや、登場する地域や子供達をめぐる状況は十分ハードなんだけど、著者の大上段に振りかぶらない視点と筆致のせいかな。学校、その後のボランティア活動の話も興味深かった。日本でもアメリカでも子供を見守る大人の温かい目が必要なんだと考えさせられた。

0
2014年02月16日

「学術・語学」ランキング