あらすじ
人間の体に60兆ある細胞の一つ一つに、ウイルスや細菌などの外敵から身を守る力が備わっています。この能力は「自然免疫」と呼ばれ、「腸の健康」と密接に関わり合っています。だから、腸が健康な状態であることが、「免疫力を高める」ために欠かせないのです。「免疫力を高める生き方」を実践すれば、日々の健康レベルがアップし、もっとラクに、快適に生きられるようになります。そして、新型インフルエンザのような感染症もはねのけられ、「体調を崩したらすぐ薬」という生き方からも抜け出せるようになります。本書には、そのための実践的なアドバイスを随所に盛り込んでいます。できるところから取り入れて、細胞の活性化を図ってください。
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Posted by ブクログ
チェック項目11箇所。免疫力を高め、細胞を元気にすることが、若さと健康を手に入れる最大の秘訣と言って過言ではありません、働き盛りの人にとっては日々のコンディション管理になることに加え、10年後の元気な自分を保証する「健康の貯金」にもつながるでしょう。過去の歴史においても、ワクチンの力によって病原体を完全に抑え込むのができた感染症は、天然痘だけです、インフルエンザにいたっては、長年にわたって小中学校での予防接種が義務化されてきましたが、十分な効果が確認できなかったため1994年に廃止されています。私たちの体には感染症を防ぐ仕組みがきちんと用意されているのです、その仕組みを理解し活用することが、最も確実な「新型インフルエンザ対策」であり、「免疫力を高める生き方」になるのです。病気になってから薬を用いて対処するのではなく、初めから病気にならないような生き方を心がける、また、仮に病気にかかってしまっても、私たちの体に備わった「病気にならない仕組み=免疫力」がきちんと作動するようにする。「自分は特に便秘ではない」という人でも、内視鏡で腸内を覗くとたくさんの生ゴミ=便がたまっていることが確認できます、この状態が改善されていかなければ、やせるどころの話ではありませんよね? 野菜や果物、海藻などの植物性食品が、腸をキレイにする食べ物の代表です、肉料理の添え物のように脇役扱いされているうちは、腸はキレイにはなりません。女性のガンの死因は、大腸ガンが第一位です、これは明らかに食べ物の影響です、ガンになってしまうような食事が日常化したことが統計データとしても確認できるわけです。1.水と塩を良質のものに切り替える、2.酵素をしっかりととる、3.サプリメントをしっかりと活用する。ストレス解消に甘い物を食べる人がいますが、気持ちが和らぐのは一時的なことです、砂糖や乳製品を使ったケーキや菓子類は腸の消化に負担をかけ、血糖値もアンバランスになります。ガンはその人の生き方が反映されたものですから、自分がどんな無理をしてきたのか、体にとって負担のかかる生き方を続けてきたか、この機会にじっくりと振り返り、「細胞が喜ぶ生き方」を探ることです。