あらすじ
ビジネスパーソンにとって重要なスキルは「IT、お金、英語」といわれるが、その前提となるのは健康なカラダであり、そのために身につけるべきは「カラダマネジメント術」。日本人は、1990年代までは日常生活でカラダをよく動かしていたし、食生活もシンプルだったので、いまほどフィジカルにもメンタルにもストレスがかかる環境ではなかった。しかし21世紀以降、ネットや交通機関が高度に発達して便利になり、ジャンクフードを口にする機会も増えてきて……とくに「カラダ負債」が溜まり始める30代以降の人は、積極的にカラダマネジメントをしないと健康は保てなくなってきた。昨今、世界的に厳しい経済情勢が続くなかで、ビジネスを巡る環境も一変し、正社員でも勤めている会社が明日どうなるのか、まったくわからない状況が続いている。そんな不確実な時代をサバイブしていくにはいろいろな技術が必要だが、その筆頭に挙げたいのが、カラダマネジメント術。
カラダマネジメントは仕事や人生を変えるきっかけになる。カラダマネジメントでカラダを再生すると、生活と人生が良いスパイラルに入る。タイムマネジメントが上手になり、時間に余裕がでて、メンタルも強くなってストレスから解放される。その結果、人生を楽しむ土台となる健康が手に入り、将来にわたって生活の質を高く維持することにつながる。2008年に病気で倒れ、カラダマネジメントの重要性に気づいた著者が唱える、これからのビジネスパーソンにとって本当に必要な、新しい概念の54のビジネススキル!
第1章 カラダマネジメントで仕事力をアップする
第2章 カラダ負債を溜めない技術
第3章 カラダマネジメントを習慣化する
第4章 大人の効率的トレーニング術
付録 カラダマネジメントおすすめ情報
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
【カラダマネジメント】という考え方を提唱する「レバレッジ」本田直之さんの著書。忙しく活動される本田さん自身が肺塞栓になり、入院した際に、編み出した考え方。
カラダ負債を溜め込みやすい、現代の私たちのライフスタイルに対して、習慣を変えて、無酸素・有酸素の運動を取り入れていくトレーニング方法まで。
徹底しているのも、本田さんらしさでありながら、良い習慣を身につけるという点、タイムマネジメントも含めた点まで、トータルに秀逸です。
トライアスロンまでチャレンジしてやろう!競技大会に参加しよう!とまでモチベーションは上がらなくても、日々の行動を変えていく背中を押してくれる一冊なのは、間違いありません。
Posted by ブクログ
・脳科学的に、中強度のランニングレベルを30分続けるとアイデアが浮かびやすくなる
・がむしゃらではなく、効率的にトレーニング
・ROIが高いのは体への投資。リターンがすぐ出てくる
・使えるカラダを作るために鍛えるべきはインナーマッスル
・ドクターの友達を持つ
・知識インプット→実践→フィードバック→修正→トレーニング→繰り返し...
・最大酸素摂取量、無酸素性作業閾値
・アシックスランニングラボ、東京体育館
・同じ目的を持った仲間をたくさん作っておくこと