【感想・ネタバレ】ひそやかな花園のレビュー

あらすじ

幼い頃、毎年家族ぐるみでサマーキャンプをすごしていた7人。その思い出は輝かしい夏の大切な記憶だ。しかしキャンプは、ある年から突然中止になった。時は経ち、別々の人生を歩んでいた7人の中で一人が「あの集まり」の謎を探り始める。――このキャンプは何だったのか、なぜ突然なくなったのか。そして7人が再び会って衝撃の「真実」を知ったとき、彼らが選んださらなる道は――。すべての命に祝福を捧げる物語。

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感じたことある感情がめちゃくちゃ出てきた。親同士が仲良くても子供同士は仲良くなれないパターンもあれば、結局親の都合で会えなくなっちゃうパターンもある‥親になった時に子どもの気持ちに立った行動をしていかなきゃな‥

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2026年01月22日

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ネタバレ

面白かった。
子ども時代の、日常から離れた夏の思い出から、だんだんと現実に近づいていく。
自分たちのルーツを知ったところから少しずつ紐解かれていって、そこにはそれぞれの苦しみや葛藤があって
知りたくないことも知らなくてはならないのが現実で
でも知った先に待っているのは決して不幸ばかりではないのも、リアルだなと思った。
角田光代の作品って、綺麗事だけじゃないところがいい。
賢人と紀子が結婚しましたとか、ドナーから本当の父が見つかって感動の再会とか、そういうおとぎ話的な展開にならなくて本当によかった。笑
ドラマみたいなことは起こらないけど、少しずつ、でも確実に心が動く瞬間があって、そういう細かい描写に出会うたびにグッとくる。そんな作品だった。

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2026年01月10日

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ネタバレ

第一章のキャンプが行われていた数年間からもうぐいぐい先が気になって、のめり込むように読み終わりました
読み終えてから、これは家族の話だなと思った
ひとりひとりがキャンプが行われていた背景や、事情を知ったあとの自分との折り合いのつけ方に性格を感じる
非配偶者間での人工授精、真実は言葉にすると短いけれど”父親が、ひいては父方の親族が誰も分からない”というのは自分のアイデンティティの根源を揺るがす事態だと思う
雄一郎が、父からの悪意によって思春期の大事な時期に嘘の告白をされ、それによって無気力な人生を歩んできたのがどうにもやりきれない悲しさがあった

エピローグで、皆前を向いて少しずつ歩いてるというのをさーちゃんが『おとうさん』に向けて書いた手紙のような形式で終わっているのもよかった
さーちゃんも少しずつ変わろうとしている最中なんだろうな

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2024年04月17日

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登場人物が多くて、誰が誰で何をしたか、途中こんがらがってしまったのと、結構重いテーマのお話だった。

幼少期のキャンプが、何の繋がりの集まりだったのか解き明かされていく過程が面白かった。

また、エピローグで、波留の歌の説明の部分、初めて行った海外(パリ)で、最初は、困ったことが起こらないようにホテルに閉じこもっていたけれど、困ったことが起きるかもしれなくても、助けてくれる人がいたり、わくわくすることに出会えるかもしれないと思えてホテルを飛び出すことができたというエピソードで、ネガティブ思考な紗有美が、「そこに居続けたら、明日も、世界も、ずっと怖いまんまだよ。怖くなくしてくれるすばらしいものに、会う機会がすらないんだよ」と言われた気がすると解釈しているところが、読んでて前向きになれて良かった。

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2023年06月29日

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子供の頃毎年集まっていた子たちが、ある時から集まらなくなり、それぞれの人生を歩み、大人になり、あの集まりはなんだったんだろう、、、というところから始まる話。
何の集まりだったのが気になってそれがオチかと思いきや、それはまだ半分。この時点で、やっぱ角田光代の小説は内容のメッセージ以前に読んでて気持ちいいなぁと思う。
その集まりがなんだったかがわかってからが後半。これに対するそれぞれの反応。その反応の背景にある親の子に対する気持ちや家庭環境、子を持つ親として身につまされる。
オチとなる「肝心なのは愛情」ていうのは、言ってみればありきたりなんだが、一冊かけてここに持って来られて大納得する感じ、これこそ小説の醍醐味、角田光代は外さない。

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2022年03月09日

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各々の女性の心情描写はさすが。ひとつの共通点をもつ子どもたちにも全く別の想いと生き方がある。難しい人工授精云々の話題に多くの主要キャラクターの人生を用いて議論する形。よくまとめたなー。すごい!

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2025年07月19日

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前半は出生の秘密についての流れだったからすごく前のめりに読めてたけれど、後半に行くに連れ面白かったけれどちょっと失速してしまった。なんでだろう。

ただ7人の子ども達の視点から書かれる自身の出生の秘密を知りたいという望みと知った後の葛藤は考えさせられるものだった気がします。

ふと思ったのが、男性を選別する時に、自分よりも良いように良いようにと考えることが否定的とまではいかないかもだけれど、あまり良いようにとらえらえていない印象だったが、子どものために考えるそれも立派な愛で間違いではないのではないかなと考えた。

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2025年02月11日

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長く積読していたけれどAIDを軸にした話だったとは…ミステリーというよりは社会問題、道徳的な問題の提起だったと感じる。不妊治療は今は一般的になってきているというが実際に抱えた人の心理はなかなか理解するには難しい。子供が欲しいという欲求は男女間でも異なる感情のような気がする。母親にとっての子供、父親にとっての子供とは?色々と考えさせられる話だった。

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2024年06月28日

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前半おもしろくよんでいたが、出生の秘密が分かってからは少し冷めた目で見てしまった。不妊治療は一般的だし、養子も海外では普通で、それを以って人性を覆されるほどアイデンティティが揺らぐものかな??
親子は産まれてからの歩んだ日々で絆が生まれるのでは??
血縁が全てという前提でのお話で、どうにも違和感がありました。

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2024年05月30日

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いつのまにか、子供がほしくかなって同じ状況になったらどうしようかなあ、と思いながら読んでた
大学のゼミを思い出す

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2023年08月08日

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