あらすじ
本書では、ビジネス文章作成の悩みを解決する「3つの魔法=書き方3戦略」を伝えます。
現在、ビジネス・スクールの人気教授として活躍する著者が、19年半に渡るコンサルティングの現場で磨いてきたのが、以下のシンプルな「書き方」でした。
【書き方3戦略】
1.短く書く――伝えることを1行に絞り込む
2.構造化する――全体の中で迷わせない
3.波をつくる――読み手の心に寄り添う・揺らす
「切り分ける」「ムダを削ぐ」といった基本から、「根本的な問いを示す」「驚きから始める」などの読み手の心揺さぶる上級テクニックまでを網羅。
また、「“LINE”の成功の秘密をひと言でいうと?」「“日本国憲法”をわかりやすくすると?」など具体的で面白い事例が満載です。
大著『経営戦略全史』を送り出した著者でも、実は昔は書くのが苦手だった!?という意外な過去のエピソードも交えながら、豊富な図解でわかりやすく「伝わる書き方」が学べます。
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Posted by ブクログ
『経営戦略全史』の三谷宏治さんの著書。
・短く書く
・構造化する
・波をつくる
という3つのステップで伝わる書き方を説明しており、ポイントの説明が丁寧だし、例えもわかりやすいのでぐんぐん読み進められた。中には「あ、私が書きそうな文章…」と思える、要点がまとまっていないメールの例も…(笑)。その例の出所はほぼ日刊イトイ新聞、山田ズーニーさんの回のものだった。そうした読者の理解を深めるための"細工"にも、よりよいものを厳選していて、さすが、伝わる書き方を指南しているだけある。なんらかの文章を一度は書いたことがあり、課題を感じている人におススメの本。