【感想・ネタバレ】探偵・日暮旅人の壊れ物のレビュー

あらすじ

目に見えないモノを視ることで事件を解決する青年・日暮旅人。彼が経営する『探し物探偵事務所』に、ある日見生美月と名乗る美しい依頼者が現れた。 旅人のことを「旅ちゃん」と親しげに呼ぶ美月は、どうやら旅人の学生時代の先輩だという。今日も今日とて探偵事務所を訪れていた保育士の陽子は、旅人の過去を知る美しい女性の出現に、動揺を隠すことができず――? 旅人の学生時代が語られる『昔日の嘘』のほか、『箱の中』『傷の奮え』『憧憬の館』『竹馬の友』の全5編を収録。愛を探す探偵の物語、セカンドシーズン第2弾登場。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

間違って「宝物」の前に読んでしまった……のに、違和感なく読み終えることができたのは、短編集を基本としてるからなのかな

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2023年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

珍しく前作からの続き物で、どう考えても「~宝物」のつぶやきは美月だと思っていたんだけど、そうでもなくすんなりと解決。予想が違ったか?
作者の言葉を借りれば「ブラック旅人」満載の一冊です。
最後の最後でやばい奴? と思わせる人物が出てきますが、どう本編と絡むのか?
旅人の過去を掘り返す一冊ですな。

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2018年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1番動きがあった巻かも。

今後こういうスタンスで生きようと決める。
そんな中、過去を知る新キャラ登場。
過去の人と今向き合い、本当の意味での生き方を決める。
ラスト10行で おっとぅ!!!!?という行動へ。

それにつられて次回作も読むと思う。

新キャラの当時中学生とは思えぬ考え方抜粋。
『環境なんて場所と人と時間を替えればいくらでも変化する。その時々に応じて不幸も幸福も質を変えるはずで、だからこそ人は抑制が効く。瞬間的な殺意も、時間を置けば冷めるもの。一瞬の抑制は、まだ見ぬ未来への期待と破滅する我が身を憂えることで自発する。想像力が自制を促すのだ。だから、人は、軽々しく逸脱することができない。』
いやいや、ここまで論理でなく身についてたら、「人は」もっと生き方出来るだろう、この域は超人だろう。。。
と思ってしまった。

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2015年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結構毒の強かったなあ。
心温まるほのぼの物語より好きだけど・・・
陽子先生にいまいち魅力を感じないのが残念。

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2014年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ通算6作目/セカンドシーズン2作目。
今回は旅人の学生時代が語られたりと、また1つ旅人の過去が明らかにされていて面白かったです。
ブラック旅人が満載でしたね。
えぐみのある容赦無いブラックさではあるのですが、復讐の頃のそれとはまた違ったものが根底にあるように感じます。
一方で良い方向への気持ちの変化も見え、後半のあのシーンでは思わずニヤニヤしてしまいました。
二人には幸せになって欲しいけど、いよいよあの不穏な影がすぐそこまで近付いて来たようです。
今回から登場したあのアイテムも妙に気になります。
続きが楽しみ。

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2013年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ6冊目、セカンド2冊目。
「箱の中」「傷の奮え」「憧憬の館」「竹馬の友」「昔日の嘘」
今回は壊れ物ということで、割とダークな旅人さんがメインに。
一つ選ぶなら「傷の奮え」かなぁ。
ダークとお人よしが入り混じってて好きです。
演技っていうより素でやってるみたいに見えるから困る。
前回ラストにあった不審人物が出るかと思いきや今回も引っ張り。
ところで表紙があの災害を思い出させる印象を受けたのは私だけ?「水」があまり内容にかぶってない気もするのに。

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2013年08月23日

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