あらすじ
アルフレッド・アドラーはフロイトやユングとも並び称される心理学の巨人でありながら、日本での知名度は低い。しかしながら『7つの習慣』や『人を動かす』をはじめコーチングやNLPの源流でもあり、いわば「自己啓発の父」とも呼べる存在だ。本書はそんなアドラー心理学を「超訳」し、名言集としてまとめる。
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Posted by ブクログ
同時代の心理学者
フロイトやユングに
比べて知名度はないが、
のちの心理学の理論や
経営、会話技術の分野でも
広く影響与え、
自己啓発の父とも呼ばれるようです。
You Tubeで
紹介されているの
観たときに
赤いラメが印象的でした。
別の解釈もあると思いますが、
主な気づきをを3つ紹介します。
1.仕事も含むや友人・知人での対人関係では、
(間違いを正す事よりまずは共感を優先する)
2.家庭での子育てや親から自立について。
(感謝で自立を促す)
(課題を分離し自分と区分する)
3.環境や社会、周りと自分との関係では、
(起こった出来事に対して主体性を持って行動する)
(対価の保証はないが自ら始められるか)
など。
見開きで、
一項目となっているので
どこからでも読み始められます。
何かあった時の
お守り代わりに安心の一冊です。
Posted by ブクログ
最も心に残った言葉は「今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ。」
いつもできないことばかりに気が向いて責めがちな自分に対し、できていることもできていないことも含め、今の自分を「これでいいんだ」と思うようにすることが大切だと学んだ。
Posted by ブクログ
人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生は、きわめてシンプルである。
⇒現在の人生を決めているのは「運命」や「過去」のトラウマではなく、自分自身の考え方である、ということです。
だからこそ、私たちは、いつでも決意さえすれば自分の人生をシンプルにすることができるです。
決断は誰かに強制されたものではなく、自分が、自分の意思で、下してきたものです。
できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ。
⇒人は「不完全さを認める勇気を持つ」ことが必要である、と。完全であろうとするから苦しくなる。なぜならば完全な人間など、この世に一人も存在しないからです。
悩みをゼロにするには、宇宙でたった一人きりになるしかない。
自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。受け取るよりも多く、相手に与えること。幸福になる唯一の道である。
自分の不完全さを認め、受け入れなさい。
相手の不完全さを認め、許しなさい。
相手の機嫌が悪い時に、自分が責任を感じてはいけない。不機嫌でいるか上機嫌でいるかは、相手の課題。その課題を勝手に背負うから苦しいのだ。
⇒相手の課題に責任を感じてはいけません。相手の課題を勝手に背負うから苦しくなる。相手との間に線を引き、明確に分離することが必要なのです。
陰口を言われても、嫌われても、あなたが気にすることはない。「相手があなたをどう感じるか」は相手の課題なのだから。
⇒「課題の分離」ができるようになったとき。それは幸福な人生への第一歩です。
Posted by ブクログ
最近この名前をよく目にする。
ので、手に取ってみた。
「7つの習慣」もこの考えの影響を受けているらしい。
人は認知や意味づけを変えることで、いかようにでも反応すなわち、思考、行動、感情を変えることができる。
人のせいにしてはいけない。
全ては自分の選択の結果であり、いくらでも選択を変えることは可能。
感情は排泄物。操作しても何も変わらない。
ライフスタイル(性格)を変えることで、自ずと感情も変わる。
性格の深層部
1 自己概念 私は〜である
2 世界観 世の中の人々は〜である
3 自己理念 私は〜であらねばならない
目的論
全ての行動には(本人も無自覚な)相手と目的がある。
感動が人を突き動かすのではなく、人のために感動を使用する。=使用の心理学
涙→同情、注目
怒り→相手を操作、自分自身を突き動かす
感情に支配されるのではなく、利用すればいい。
「無意識に」は、自分や相手を欺くための言い訳でしかない。
意識と無意識、理性と感情のように対立する要素に分けることを否定。
人生の問題→仕事、交友、愛に分類できる
=対人関係
共同体感覚
信用ではなく信頼
アイメッセージで
楽観的であれ