【感想・ネタバレ】碧空の果てにのレビュー

あらすじ

文武に優れるメイリン姫は、結婚を急かす父に反発し、自分らしく生きられる場所を求め国を出奔する。賢者の国・シーハンで、車椅子の若き首長・ターリに、男のふりをして仕えることになるが……。

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Posted by ブクログ

男装し国を出奔したメイリン姫は、賢者の国シーハンの首長に従者として仕えることにする。
超人的な怪力を有しながら物語の展開上でその力を用いない。それこそがこの物語のテーマに繋がるだろう。
女性の生き方や愛する者と心通わせることを、政治劇の中で描く様が素敵。

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2021年09月14日

Posted by ブクログ

ユイのメイリン姫は並外れた怪力の持ち主。男より怪力の娘を心配した父王は早く婿を取るように強いるが、自分らしく生きたいメイリンは男装して国を出奔してしまう。メイリンが辿り着いたのは賢者の国・シーハン。そこで足が不自由な孤高の首長・ターリと出会い・・・

身分を捨てて自分らしく生きる道を探すメイリンがカッコいい!
そしてメイリンが出会うフェイエとターリ・・・
優しく守ってくれるフェイエも良いけど、ターリのツンデレっぷりが・・・(*^。^*)
そしてこの物語の結末も予想外でビックリ。
でも、その結末を選んだメイリンがまたカッコいいです!

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2014年07月26日

Posted by ブクログ

爽やかな物語だ。
メイリンの生き方は自分に正直で、でも同じところには止まらず、前に進む。
潔いなぁ。
続編が読みたい

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

影をもつ賢王の心を少女が溶かす.ありきたりな設定ながら,軽快な文章であっという間に引き込まれてしまった.
以下あらすじ(巻末より)
文武に優れるメイリン姫は並外れた大力の持ち主。早く婿をとれるよう父王に強いられるが、自分が自分らしく生きられる場所を求め、男装して国を飛び出す。辿り着いたのは賢者の国・シーハン。そこで彼女は孤高を保つ美貌の首長・ターリと出会う。足が不自由な彼に、従者として仕えることになるメイリン。「わたくしがあなたの『足』になります」「あなたの支えなど必要ない」諍いと葛藤を重ねながら、2人は少しずつ心通わせていくが―。

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2015年11月30日

Posted by ブクログ

 おとぎ話のような文章。俯瞰的に書かれた文章が淡々と続き、話がとんとん拍子に展開していきます。
 くどい描写が苦手な人にも読みやすいのではないかと。
 少し、女性向けなのかな。

 男勝りな女の子の恋愛とか、国同士の政治的な駆け引きとか、わたしの好みの直球なのですが、わたしはわりとくどい描写が好きな人間なので、若干物足りなかったです。この1冊の内容をあと3倍くらい引き延ばして濃ゆくしてもいいくらい。
 けど、主人公の少女メイリンのさばけた性格が、ドライな文章にマッチしているのかな、とも思います。

 三部作の一作目で、あと二作品もすでに文庫化されているようなので、そちらも読みます。

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2014年10月28日

Posted by ブクログ

お姫様の自分探しの旅の話です。
優秀なのに、
結婚して夫を支える以外の道が無いことに疑問を持ち、国を出奔。
まぁお約束です。
ただ、旅の道中は省略されてます。
広大な盆地にある小国家群の中でも端っこにあるユイ国。そこから2つ先(?)の国シーハンにあっさり到着。
盆地のその先は?大陸は1つだけ?
といった異世界の冒険物ではありませんでした。


他の国々が王制を敷く中、選挙により首長を決める国シーハン。
そこで見聞を広めるうちに首長ターリと知り合います。
そしてなぜか性別を隠して従者として働くことに・・・。
このあたりの展開が急で、
なぜ従者でなくてはならないのかいま一つしっくりきませんでしたが。
政治(?)の世界でも自分探しは続きます。
美貌のターリというトキメキ要素もありました。
メイリンが最後に決断した生き方が潔かったです。
周囲の人たちが理解があって優しいのも大きいと思います。

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2017年10月14日

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