あらすじ
目指すは、最高位の魔導士アスタドール──魔剣の呪いを掛けた人物を追い、なんとか帝都に潜入したバルド。偵察の最中、皇帝の遣いに拉致されるが、そんなバルドの前に、捜していた魔導士が自ら現れた!! しかもついに明かされたその顔は、なぜかリムリスと瓜二つで!? バルド最大の危機に、ハヴィは身を挺して駆けつける!!
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複雑なストーリー
この巻の主役はリムリスです。リムリスはバルドがハヴィのことを悩んでいるのが気に入らない。なぜバルドに惹かれるのか。やがて彼の失われていた記憶が蘇ってくる。彼はかつて王に使える魔道師だった。王とはバルドの祖先、始祖王。しかし王の寵愛を受けているのは彼ではなく、ハヴィのお師様だった。そしてリムリスは王の命により敵国へ赴かされることとなった。それはどんな虐待をも甘んじて受けるという意味があった。そして予想通り、言葉に出来ないほどの辱めと虐待を受けるのだが、幼い王の命を救ったことで地位を与えられる。
一方、敵国の帝国魔道師アスタドール。リムリスの力を奪い、彼の姿に成り代わり、幼い王の側近の魔道師となっている。彼は魔獣と王子が共存しているバルドを欲している。彼こそがユグ・ヴェルンド(剣)に魔法をかけた魔術師。悪党魔術師のアスタドールが同じ顔なのでややこしい。
面倒なのはリムリスがバルドと祖先である始祖王に想いを重ねてしまったこと。バルドに強いつながりを求めるも、拒まれる。バルドを狙うものが多すぎです。
美しすぎるBL
前巻までは単行本で購入。
ふと続きが気になって電子書籍で
買わせて頂きました。
相変わらずの美しい絵柄でため息がでます...!
バルドがどうなるのか...
獣のほうも好きだよ...
ハヴィとバルドどっちも幸せになってほしい。
最終巻が楽しみです!