【感想・ネタバレ】五五五文字の巡礼 魏志倭人伝トーク 地理篇のレビュー

あらすじ

『魏志倭人伝』を構成する漢字をひとつひとつ徹底的に解読・分解すると、今まで誰も気がつかなかった秘密が立ち上がる。たとえば(至)と(到)の使い分けから、途中経過地と目的地の違いを知ることができる。魏の使節団の倭人国への航海と陸行の足跡を、全く新しい手法で辿った仰天の異色歴史小説。<文庫書下ろし> (講談社文庫)

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Posted by ブクログ

NHKの特集で中国の特集をやったときに、「漢字」の存在が中国の統一を助けたという話がありました。漢字は4000年も昔のものが現代でもそのまま通用するという稀有な文字という内容を聞いて、確かにそうだな~と思いました。
本書ではその「漢字」をベースに魏志倭人伝を紐解いていました。漢字に興味のある方はとても面白く読めると思います。私は白川静さんの「字統」を引きつつ読みました。象形文字の意味の面白さと、漢字1文字のもつ意味の深さというのに驚かされます。

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2013年01月07日

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