【感想・ネタバレ】書物紗幕のレビュー

あらすじ

長崎県五島列島の島の旧家に400年前から伝わる稀覯本。その内容を誰かが読めば、世界のすべてに災いを及ぼすという言い伝えが残されていた。旧家の主は禁を破ってその本の鑑定を専門家に依頼する。依頼されたのは、半井優一ことル・シャスールと、ファン・ドースブルフ教授ことミスター・クラウンだった。本の中身は? 祟りは本当にあるのか? そして、ル・シャースルとミスター・クラウンの因縁が明かされる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズもこれで最後かと思うと寂しいです。
書物に関するこういう世界が本当にあるとかもしれないと想像するのは楽しく、あまり難しい本は読まない私ですが毎回歴史の勉強にもなったり面白かった。
ル・シャスールがまだ生きてどこかにいることを私も信じたい。

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2015年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回の舞台は日本。ノストラダムスの預言書を巡る書物偽造師との対決。
1970年代に多感な時期を過ごした者にとって、五島某による一連のノストラダムス関連書籍は、オウム信者ならずとも影響を受けた筈だ。
本書では宗教、信者の持つ暗黒面に触れているのだが、舞台が国際的なものから日本へと移り縮小した印象が強いため、その分キャラクターの人生とか性格に深みが欲しかった。

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2014年01月19日

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