あらすじ
町内の足の悪い子供を、掌でさわるだけで治した岬一郎。全国から病気に悩む患者たちがおしかけ、彼の超能力は一躍マスコミの話題になり、メキシコ大地震にも出かけて復旧に協力、世界的に有名になる。しかし、その超能力を恐れるあまり、日本の、そして世界の国家権力が介入しはじめた……。日本SF大賞受賞の力作大長編。
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Posted by ブクログ
人類が進化して超能力を手にしたら・・・岬一郎に連なる進化した人類のたどる道については、貴志祐介著『新世界より』参考するとよい、どちらも日本SF大賞受賞作である。『新世界より』は第29回(2008年)こちら、『岬一郎の抵抗』第9回(1988年)受賞。なんと20年を経て、同テーマの小説を読み比べるのも面白い。