あらすじ
連載開始から10年――SF青春ラブストーリーの最高傑作、待望の7巻が発売!翔のもとに届いた手紙に綴られていたこととは――!?翔を救うことのできた世界で紡がれる、仲間から翔へ、そして翔から仲間たちへの想い。嬉しい時、悲しい時、楽しい時、苦しい時、そばにいるかけがえのない存在をよりいっそう大事にしたくなる物語。
電子版には「夢みる太陽」とのコラボ漫画のおまけも収録!
ある日突然、未来の“私”から手紙が届いたら、どうしますか?
高校2年生の菜穂の元に届いた手紙。そこには、10年後の彼女が高校生の自分に向けた、後悔の言葉と必ずやって欲しいこと、そして、翔のことを救って欲しいということが書かれていた。最初は疑う菜穂だが、手紙の内容が現実になるにつれ、信じるように。未来の菜穂はなぜ過去の自分に手紙を書いたのか。そして未来は変わるのか…。
SF・ミステリー的な要素も含んだ、繊細で切ない少女マンガです。一見よくある物語設定に思えますが、未来を変えたくても臆病な“自分”という超えられない壁がある故に、一歩踏み出せない菜穂に誰もが共感するのではないでしょうか。
特に、大事な人に思いを伝えられないでいる方に、読んで欲しい一冊です!未来でも過去でもなく今だからこそ、その思いを伝える大切さが分かり、勇気が出てきます。
本作と一緒に収録されている可愛らしい作品「春色アストロノート」もおすすめです!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
翔を救うことのできた世界、
翔と菜穂、付き合う、結婚、子どもも生まれて、
そして、たくさんの友人たちと笑い合える。
翔が生きていてよかった。
菜穂も幸せそうでとてもよかった。
ハッピーエンド。…?
そして、この漫画のタイトル『orange』の意味が
明らかに-仲間で見たかった、夕日の色。
街、桜、みんな、翔の見たかった景色。
これから先、どんな未来が待っていたとしても、
どれだけ後悔してしまうような出来事が起きたとしても、受け入れ、受け入れ、受け入れながら、それでも決して諦めずに、幸せを願い、今を必死に生きていきたい。
当たり前で、でも一番大切なたくさんのことに気づくことができる、最高の青春漫画でした。
最終巻
本当に出た最終巻。脇役たちの手紙が良かった。
貴子は須和を好きになったりはなかったんだなぁ。
翔父のエピソードは正直いらなかった。ああいう人だったおかげで翔母が辛かったんだろうというのはわかるが。
須和はどの世界線でもイイ奴。
Posted by ブクログ
ついに本当の完結!!
その時その時の選択が重なって、みんながそれぞれの幸せになる未来も見られてこっちまで幸せになる。
始まってから約10年とかなり月日が経ちましたが、幸せとは?命とは?友情とは?と色々考えさせてくれた物語でした。