あらすじ
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明日はぼくのたんじょう会。おばあちゃんも、ぼくが「いちばんすきなもの」をくれるって、いってた。ぼくはうれしくて、ふとんのなかにはいっても、ちっともねむくならないんだ。少年と祖母の心を通し、生きることの意味を問う、さだまさしの児童文学第2作。
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Posted by ブクログ
歌手さだまさしのおばあちゃんの思い出話。
ロシアで生まれて豪傑だった若い頃の話と、自分のお誕生会の時のエピソード。おばあちゃんのおにぎりが大好きだったぼく。
お誕生会でお母さんがいろいろなご馳走を用意してくれて、友達から素敵なプレゼントをもらったぼく。
おばあちゃんは「一番好きな物をあげるよ」って言ってくれたから期待したのに、誕生会でだれも手をつけなかったおにぎりがプレゼントなんて!はじめは怒ったぼくだけど、おばあちゃんが心をこめて作ってくれたおにぎり。
食べなくて、ごめん。全部わかって、「無理して食べなくてもいいよ」と言ってくれたやさしいおばあちゃん、ありがとう。