あらすじ
たった一人の方に最高の喜びを与えるために、今日も独り、衣を裁つ。――市江(いちえ)の友人・牧(まき)に恋人ができたことで、長く続いた関係に変化が生じる。変わらぬ自分に戸惑いを覚える市江は、藤井(ふじい)の「ゼロからはじめたことがないじゃないですか」という言葉をきっかけに、新しい試みとして、展示会『南洋裁展』を開く。そこに込めた想いは……。
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Posted by ブクログ
「…誰かを愛したり 誰かに愛されたり 何かを大事にしようと思うことを あきらめたりしないでいようって…」
響きました〜
自分があわせるか!自分にあわせるか!
悩みますね〜
ぜひ〜
Posted by ブクログ
今までの、洋服とそれにまつわる物語・・・から一歩進んだ三巻です。
市江さんが悩み、行動しています。
この漫画で、時々、市江さんと藤井さんがちょっといい雰囲気になるのが微笑ましいのですが、そういう意味では、第十二話は大好きです。
最後の第十五話は、一度読んだだけでは「?」だったのですが、よくよく読むと「!」でした。
Posted by ブクログ
説明ゼリフを最小限に抑え、小さな動作や表情・演出で登場人物たちの立ち位置を分からせてくれる洗練された作品。穏やかなストーリーなのでだれるのが心配だったが、3巻で登場人物の心の機微や傾き方の描き方がよりシャープになり読みやすくなった。特に一枝さんと藤井さんの関係がいやらしくなくて安心。
Posted by ブクログ
いつもながら、服や布に対する丁寧な想いが溢れている作品。
市江さんと藤井さんの関係が少しずつ近づいているのかな?この二人の関係が読むたびにいいなと思う。
淡々としていても暖かい話のこの作品の続きが気になります。
お互いが困っていることを言葉には出さなくても、相手の仕事に対する姿を支えにして乗り切っているシーンが特に素敵でした。