【感想・ネタバレ】空をつかむまでのレビュー

あらすじ

膝の故障で得意のサッカーを諦めた優太は、廃校が決まった田舎の中学に通う3年生。無理やり入部させられた水泳部には、姫と呼ばれる県の記録保持者と、泳げないデブのモー次郎しかいない。3人は、なくなってしまう美里中学のため、優勝すべくトライアスロン大会に挑む。市町村合併を背景にまばゆい青春の葛藤と疾走を描いた少年少女小説。第22回坪田譲治文学賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めたら
どんどんはまっていった1冊。

トライアスロン本番での
モー次郎から優太へバトンタッチするシーン。

「空、広かったよ。地球と遊べた気がしたよ!」

この言葉で
思わず泣きそうになった。

卒業式のシーンは
涙無しでは読めません。

0
2011年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

合併でもうすぐなくなってしまう中学校に通う男の子3人と、女の子ひとりを書いた青春小説。
挫折を味わってから傷つかないようにしている優太や、水泳の得意な姫(男)、どんくさいモー次郎のキャラクターがよく書かれていて、ゆっくりしたストーリー展開も相まって漫画やドラマにしてもいいかもと思った。

3人がチャレンジするトライアスロンのコーチ役をかってでた鶴じいが大人のロールモデルとなるところもいい。

電車の中で読んでいて、最後の方で「これは涙腺がやられる」と残りを家で読んで正解でした。


<<ややネタバレ>>
鶴じいの正体については早い段階で想像がついてしまうのはご愛嬌かな?

0
2012年12月13日

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