【感想・ネタバレ】日本的感性 触覚とずらしの構造のレビュー

あらすじ

花の好みに現れるように、日本人には西洋人とは違う感じ方がある。「おもかげ」「なごり」「なつかしさ」など、日本人にとってそのものに「詩」を感じる言葉がある。"世界"が"われ"のなかでどのように響き合うか。それこそが感性であるならば、その多くは文化的な環境のなかで育まれ、個々の文化に固有の感性が生まれるだろう。本書は日本的感性を和歌を素材として考察し、その特性である「ずらし」と「触覚性」を明らかにする。

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Posted by ブクログ

他国、他地域の文化をよく承知しているわけではないものの、和歌から探る著者の試みはとても面白かった。近畿圏の宮廷的な感性という前提はあるだろうが、とはいえ、和歌のような古典の奥深さを知った。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

和歌を材料に「日本的感性」を考える本。日本的感性が目当てで買ったのだけれど、思いがけず和歌の魅力に触れることが出来ました。

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2011年05月16日

Posted by ブクログ

久々に教科書的な本を読んだ。その為読むの辛かったが、部分的に読み直ししてみよう。嗅覚や味覚で記憶が呼び起こされることはあったかな?

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2011年06月26日

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