【感想・ネタバレ】江戸湾封鎖のレビュー

あらすじ

「クァピタン殿! 打沈め線を越えてはならねぇ!」
ペリー来航の7年前。江戸湾に、巨大な戦艦が突如、姿を現した。幕府が決めた「打沈め線」を越えたら、三崎にある日本側の全ての大砲は火を噴く。
西欧列強の恐ろしさは、清国の惨状から、骨の髄まで日本人には理解されていた。なんとしても砲弾を交えることなく、巨大戦艦を止めなければならない。
自らの船の70倍の人員を乗せた世界最大級の戦艦をめざし、川越藩与力・内池武者右衛門は、死を覚悟の「乗止め」に向かった――。
胸熱くなる歴史エンタメの傑作!

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Posted by ブクログ

テンポよく話が進み、「これにて一件落着、チャンチャンチャンチャン…」といった感じでしっかり締まる気持ちの良い話。

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2020年03月20日

Posted by ブクログ

小説だが、ある程度史実に基づいており、勉強になった。ちょっと恋愛ものと勧善懲悪ものが鬱陶しかったかな

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2014年01月04日

Posted by ブクログ

ペリー来航の7年前、アメリカが日本との通商を求めて2隻の大型軍艦を派遣したが、当時の幕府には開国の意思は無く、アメリカ船は成果を得ずに帰国した。
アメリカ船が江戸湾内に侵入しないよう止める任にあたった、川越藩士の活躍とアメリカ船との交流。さらに幕府との軋轢による事件などの詳細な記述はなかなか面白かった。
また、アメリカ船を湾口に止めたことにより、その9日間が事実上アメリカ軍船による東京湾閉鎖となり、近隣の漁業者や消費地である江戸に大きな影響がでたことも興味深い。

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2014年01月16日

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