あらすじ
夫の心ない言葉に傷つき、家族のために自分を犠牲にしてきた人生を悔やむ63歳の主婦・雅美。
大谷選手をまねて、人生設計シートを作り、もう一度人生をやり直せるならどんなふうに生きたいかを考え始める。
「
女性が胸を張って生きられる世の中にしたい」
。そう目標を書き入れたとたん、雅美はタイムスリップし、中学生に戻ってしまう……。
同じくタイムスリップした、かつての憧れの人・天ヶ瀬とともに昭和の男尊女卑に満ちた価値観を変えようと、奮闘するが……。
『マンダラチャート』改題。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『人生が二度あれば』からの気付き
面白い‼️
* 人生は思っているより短い。だから、ぐずぐずしている時間はない。
* 仕事に真摯に向き合うべき時期がある。
* その時期にしかできない挑戦や成長がある。
* 人生に明確なゴールなんてない。
* その時々で次の面白いことを見つけていけばいい。
* 何歳になっても、毎日ワクワクしている人が強い。
* 「努力家で、愚かで、大胆な人」でありたい。
* 周囲から見た評価より、自分が面白いと思えることに踏み込む。
* 他人の評価や世間の常識に人生を合わせすぎない。
* 常識外れでも、自分自身を大切にする。
* 自分自身が納得できる人生かどうか。
* 自分にとっての「当たり前」を疑う。
* お金は自由を生み出す。
* お金そのものが人生の目的ではなく、選択肢を増やし、「やりたいことをやれる自由」を買うもの。
* そして、本ってやっぱり面白い。
* 小説を読むことで、自分とは違う人生を疑似体験できる。
* 単なる知識ではなく、自分の人生を考えるきっかけになる。
私の母は、3歳の私と8歳の兄を残してお父さんと死別して、その後子どもを育て上げ、60歳くらいでパートナーを見つけた。今は介護で大変だとしても、「60歳だからもう遅い」ではなく、その時点から新しい人生を選んだとも言える。
だから、
「あの人生でよかったのだと思う」
という今回の気付き、この本のテーマともかなり重なっている
Posted by ブクログ
63才主婦が50年タイムスリップ!
その当時の雅美の意識はどうなった?
自分の体に63才の意識が宿ったのなら、疑問が湧いてきた。
思うようにならなかった人生が切ない。
Posted by ブクログ
人生は短いやり直せたら、なんて思うこともあります。
この小説では、令和から昭和へタイムスリップした主人公が人生をやり直す中で、男尊女卑が常識の当時の社会で、女性の生きにくさが伝わってきます。
結婚相手に振り回されて、後悔している人に深く刺さる内容ではないでしょうか。
Posted by ブクログ
女性で主婦でオバチャンの私は
冒頭を読んで
首がもげるほどうなづいているわけですが
その後タイムスリップして
自分が母親に
夫が自分にするような態度をとっていることに気づき
ハッとするシーンで
号泣してしまいました
してる…
私もしてる…
あとどのくらい生きるか知れない母に
今まで返せないくらいの恩を受けている(現在進行形)母に
まったくうちの夫は
と言うその口で
母にぞんざいな口をきいている…
ということで一旦中断…メソメソ
【続き】(読み終わりました)
私はこの主人公より一回り下なので
ここまでのドひどさではなかったけど
やはり女性の自分でさえ
女性の幸せは結婚して子を産むことで
男が外で働き養うものと思っていた
女性の高学歴が生意気と嫌われるのは
私の時代もあり
可愛げがない
お高く止まっている
そんなに勉強ばかりしているから行き遅れるなど
言われていた
主人公もせっかくやり直してるのに
理不尽な男尊女卑ムーブに翻弄され
就活のくだりは
私は同じ体験なんてしてないのに
悔しさと虚しさで読みながら涙がちょちょぎれた(死語)
上記の私のように
主人公もやり直しながら
周りだけでなく自分にもそういう「視点」があったことにたびたび気付く
その気付きをきっかけに
周りも自分を縛る「常識」から外れてもいいんだと楽になっていき
(特に家庭での台所と男たちの関係が良くなったのがとても印象的)
実は男尊とはいえ男性も固定観念に縛られていて辛い人もいたことが露呈
男も辛いけど女も辛いのよ(矢野顕子)
一緒に楽になれればいいよね
子ども時代好きだった人が
中身ちょっと残念だったのはトホホだけど
だからこそ素の自分で接することができて
その自分を理解して好きになってもらえたことも良かった
最後はちょっと
60代で結構思い切ったなと思ったけど
そのくらいがフィクションとしては希望の光になるのかもと思ったりもする
(しかし主人公はよくがんばったよ
私は今からあんなに勉強できない…)