【感想・ネタバレ】【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記のレビュー

あらすじ

2007年1月、ある願いをかなえるため著者は愛車キタ2号にまたがりお遍路の旅に出た。あらゆる神仏に祈りつつめざすは日本最南端の島・波照間。参るは、饅頭の祖神、野球塚、たぬき大明神、鯖大師に摩崖クルス、世界遺産の聖地・斎場御獄。四万十川でカヌー、波照間で釣りにも挑戦。それは日々が驚きに満ちた日本再発見の旅。寒風の冷たさが人情の温かさが染みる感動の旅。愉快爽快な55日間の写真日記。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前作「怪魚ウモッカ格闘記」の続編といえる今作。
読んでない人は読んでからこの本の扉を開きましょう。

相変わらずのキレッキレの文章です。
もーーーーーーー文章がうまい!
うまいだけでなく感性が本当に繊細で冷静ですね。
これだけ冷静でこの感性を持ち続けることは、生き辛かろうと思ってしまうが、なにせ抱腹絶倒なのでマイルドに楽しめます。
この人が亡くなったら(失礼!)この人の人生はすべてフィクションにされてしまうのではないか、とも思わされます。
しかし同レベルの変人奇人(再度失礼!)がこの方の周りにはワンサカと。
世の中捨てたもんじゃなかですよ、イヤ本当。

今回は高野さん日本にいらっしゃいます。日本の田舎っていいですよね。ザッツ田舎センスに高野さんも次々と遭遇しています。
そして日本の神様の「ざっくり」感にほっこりというかぐったりします。
愛すべき日本の信仰心。

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2011年12月17日

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