【感想・ネタバレ】アジア新聞屋台村のレビュー

あらすじ

ワセダの三畳間に沈没するライターのタカノ青年は、台湾の美人社長に見込まれ、なぜか多国籍新聞社の編集顧問に就任。勇み立ったはいいが、アジア各国のツワモノたちに翻弄され、たちまちハチャメチャな屋台的世界に突っ込んで行く。果たして彼と新聞社の未来は? 在日アジア人と日本人の夢と現実を痛快に描く自伝的トーキョー青春物語。『ワセダ三畳青春記』『異国トーキョー漂流記』の姉妹篇。

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ネタバレ 購入済み

とても素晴らしい作品です

韓国人女性とのエピソードを読んで
とても切ない気持ちになりました。
人の心を揺さぶる作品はなんであれ本物です。
他のエピソードも非常に興味深く、面白いので
心からオススメさせて頂きます。

#笑える #ほのぼの #エモい

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2024年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひょんなことから多国籍新聞社の編集顧問に就任するという自伝的物語。

アジアの雑多な屋台のような雰囲気で、面白い人のところに面白い人が集まってくる様子が可笑しく、ハチャメチャさが楽しい。
夢を追う姿、仕事の取り組み方、お金の稼ぎ方、恋愛や結婚、どれをとっても国民性が顕著に表れていて、凝り固まった頭をポンと解放してくれるような気がした。
人の持つエネルギーに満ち溢れた、大人の青春的一冊。

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2020年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ワセダ三畳~』と同じように<自伝的>物語ですが、実話に近いのだろうなと推測できる、屋台のような新聞社エイジアンで編集顧問として就任した時の話。高野さんが面白い人を見つけるのが上手いのか、面白い人が高野さんに寄ってくるのか、その両方なのか、もののけ姫的パワーの持ち主の社長の劉さんを筆頭に出てくる人が個性的かつ国際的。新聞作りに関しては素人の彼らが月刊の新聞を作るのだから、当然いい加減な作り方で、そのいい加減さに笑えた。淡いロマンスもあったりして、高野さんのヘタレっぷりに、生温かい気持ちになりました。

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2017年01月16日

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