あらすじ
阪神・淡路大震災。その瞬間、本社は崩壊し、システムは完全に麻痺した。ジャーナリストとして、一人の人間として、危機に立ち向かい新聞を発行し続けた、一三〇〇人の戦いを克明に描くノンフィクション。
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Posted by ブクログ
震災とは何か。
報道とは何か。
新聞とは、何か。
それを作るのは記者だけではなく、配達員だけではなく、経営者だけでもない。
人が、街が、風景さえもが、それを作り上げている。
そんな当たり前のことを、改めて思い出させる100日でした。
Posted by ブクログ
震災で壊滅的な打撃を受け、新聞の発行もままならない状況に陥りながら、京都新聞社の協力なども受け、なんとその日の夜には夕刊を刷りあげることに成功し、その後も苦しい状況下にあって新聞社としての再興をめざしながら、同時に被災地のさまざまな物ごとを現場に根を張って取材しつづけた、神戸新聞社の苦闘の日々の記録。