【感想・ネタバレ】女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座のレビュー

あらすじ

その「憧れ就職」「専業主婦ニート願望」にイエローカードです! 「手遅れになる前に、教えてほしかった……」という後悔を、女子学生や若手社会人から根絶すべく、「婚活・妊活の提唱者」である白河氏と「就活の神様」の常見氏の最強コラボ講義が実現。就活に苦戦する女子も、将来が見えない社会人女子も、不安の正体がわかれば怖くない! 短期的な就活戦術から中長期の出産・育児まで。「結婚では食べていけない時代」の、産める仕事生活マニュアル。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

レポートの資料にと借りたけどおもしろい!
妊活も婚活も意識していなかった就活生には新しい企業の選び方でした。
結婚願望ないと思っていたけどいつかはパートやりたいと思っている=主婦願望!?とか自分の新たな面もわかったり・・・ そうかこれから40年働くと考えると選択も変わってくるもんなぁ

興味深かったのが
・年収400万円以上を望む女性67,9%に対してその年収の独身男性25%
年収600万円以上を望む女性33,4%に対してその年収の独身男性5,7%
・単身で暮らす女性(20~64歳)の3分の1が貧困(しかし貧困のボーダーは不明)
・女性の就業希望者全員が就業→7兆円の効果 GDP1,5%増加
といデータ

女子の就活って結婚や出産まで関わってくるとう当たり前の事を実感しました。こんなにも変わってきているのか!と年配者の様な気持ちで読んでしまったけど自分のこれからのことなんだよな。

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2014年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女子学生向けの、就職に関する本やセミナーはたくさんあるかもしれませんが、就活・就職と、結婚・妊娠・出産を一緒に考えよう、と呼びかけている本は、本書と「女子のキャリア(海老原嗣生著)」ぐらいではないでしょうか。

そういう意味で、大変重要な視点を提示している貴重な本だと思います。

また本書がいいのは、女性のみならず皆が働きやすい世の中にならなければならないと述べつつも、単なる社会批判や愚痴に陥らず、逆に女子学生の中にも夢を見ているみたいな将来像から脱却しなければならない人がいるのだという指摘や、社会を恨んでばかりいてもしょうがなく自ら現状を理解しつつ主体的に生き方を考えなければならないという指摘もなされていて、書かれていることにバランスが取れていることだと思います。

具体的な内容について言えば、冒頭の「0時間目」に出てくる「働き方は結婚・出産とリンクしているのに、皆バラバラに考えがちである」というテーゼがあまりにも大事かと思います。また別の言葉では、1時間目に、「女性には『結婚』、『出産』、『子ども』という上るべき山が3つある」と述べれられています。

私なりに言い換えれば『結婚や子どもについての希望も一緒に考えなければ、自分に合った働き方は分からないはず』ということでしょうか。また結婚して子供を持つことを拒否しない限り、結婚、妊娠・出産、子育てをある程度見通さなければ、後々後悔する可能性がある、ということではないでしょうか。

ですから、本書でも述べられているように、就職してからゆっくり結婚や、家庭、子どものことを考えようというのではなく、若い頃から、できれば就職を決める前から考えておくことが必要なのだと思います。

これは共働きがごく普通になってきている現代では、若い男性も考えるべきテーマです。自分と将来のパートナーは今後どういうライフステージ、ライフイベントを経なければならないのかということを知ってほしいと思います。また当然若い方々を受け入れる(雇用する)側の人間にも考えていただきたいですね。

ということで、本書は、女子学生のみならず男子学生の皆さんや、親御さん方に是非読んでいただきたいですし、企業や団体の経営・運営をする側の大人にも読んでいただきたい本です。

ただし就職や進路選択のノウハウを獲得するために読むのはお勧めしません。ちょっと小手先のテクニックに陥っている記述や、若干能天気な将来展望の提示などもあります。個々の記述を見れば、十分な社会のスクリーニングを経ていないと思われるものも散見されます。

あくまで、「目先の就職・進学のことだけ考えていればよいのではなく、その後のライフステージ、ライフイベントもある程度念頭に置いたうえで進路を考えよう、という視点の提示」として有用なのだということでご理解ください。

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2014年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

働いてみてわかったことがたくさん書いてあって、こういうことを学生のときに知りたかったと思うから、女子大生に読んでほしい。大学を卒業して数年はバリバリ働いて、専門的な技能を身につけ、出産しやすい企業に転職。それが理想的なのかも知れない。専業主婦になるなんて無理って早くみんな気付いて!!
企業には新卒で入るのが一番簡単だろうと思って会社員になり、公務員試験受けて転職なんて考えていたけれど、そう簡単にいかないと自分の経験でわかったので、転職先を企業にも目を向けて探してみたいと思う。
出産と育児があることが仕事をする上でこんなにネックになるなんて、女子って損してるという思いと、なんでこんな社会なんだろう(子どもを生んでくれる女性がいなければ男性は父親になれないのに)。
ついついこの手の本を読むと、仕事でうまくいかないことを「女子だから」のせいにしてしまうけれど、文句を言う前に、自分ができることを考えよう。

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2013年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

就職活動を行う上で、何か新しい視点を得られればと思い読みました。
基本的には、高学歴化した最近の女性の「就・妊・婚」活について、理想と現実・戦略などの詳解がメインです。一方で、就職活動を行う上で知っておいて損はない情報も少なからず入っていますので、男女問わずおススメできます。

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2013年05月10日

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