あらすじ
他人の心や行動が読めるのはなぜだろう。心が分かるとはどういうことなのだろう。人は行動の背景にある心について理論を構成し、次の行動を予測する。ではいつその理論を身につけるのか。動くものに感じ、見つめあい、分かちあって、人は心を育てていく。動物の心、機械の心、人の心をつなぐ新たなキーワード-心の理論。
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Posted by ブクログ
この本を読んで思ったこと。それは「心を読む」のは心があるからではないということ。
食べられる方の生き物にとって捕食者の意図を読むのは死活問題である。思考では遅くて間に合わない。つまり本能としてインストールされている。
「受動意識仮説」というものがある。意識してから身体が動くと思われている。実際は身体を動かす意図が脳に現れたあとに意識に上る。「心を読む」も全く同じで意図を知覚したあとで意識に上っているように思われる。
ほとんどの哺乳類は我々人間には心や意識があるように思われる。実際には本能による行動なのかもしれない。
人間には意識があるから心が読めている。そんな気がするだけなのだと思う。