【感想・ネタバレ】俺は絶対探偵に向いてないのレビュー

あらすじ

『インドなんて二度と行くか! ボケ!! …でもまた行きたいかも』 『三国志男』など、旅行記のスペシャリスト・さくら剛がついに小説を初執筆!!――伊藤たけし、25歳。東京都在住、無職。引きこもりのニートがある日突然、探偵になる!?――笑いとスリルのボディーブロー! 今まで誰も読んだことがない“腹筋崩壊小説”、ここに誕生!!

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これまでは自身の体験をもとに旅行記を執筆していた著者が、小説に初挑戦!
探偵もので想像するものと言えば、殺人事件…そしてそれを解決する超頭脳派で、かっこいい主人公たち。この作品はそんなイメージを吹き飛ばす、軽快コメディタッチの新感覚探偵小説。
主人公は、愚痴る時だけは口が達者な25歳の無職のニート・伊藤たけし。彼の情けなさと言ったら、悪徳商法にひっかかり、そのお金を父親に肩代わりさせるほど!
ついに父親にも見放されたたけしは仕事を探し、面接に臨むのだが、あえなく玉砕…そんな彼が脱ニートしたきっかけは、笹塚にある探偵事務所だった。
難解事件ではないけれど、緻密に練りこまれたストーリー展開と文章のテンポの良さに、思わず引き込まれてしまいます。特におすすめしたいポイントは、たけしの心の声!情けなくてぶん殴りたくなる時もあるけれど、その情けなさに共感し、ちょっと吹き出しちゃう微笑ましさもあるセリフに注目です!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前職やニート期間に得た経験が活かされる事があります。味付け海苔を名刺がわりに毎回渡す主人公。家庭や友人・職場での人間関係構築の難しさ。色々と共感できる場面もあり楽しく読み切れます。

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2015年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説としておもしろいというより、表現がおもしろい。
かなり分厚いが、軽く読める。

探偵になるまでのプロローグが、長い。
存在感のなさは探偵としてはむしろ長所、というのは逆説的で、よかった。

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2019年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オタクでニートな青年がボクサーになるのが嫌で、探偵になり依頼をこなしていく話。
最初は面白く引き込まれていった。
後半はよくあるような流れ。

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2013年10月09日

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