あらすじ
友達なんかいらない。
そう豪語する湯神くんの前に、親友を名乗る人物が現れました。
さらに、他人に関心のない湯神くんを野球部の新キャプテンに推す動きもあり…
ちひろちゃんに門田くん、藤沢さんにマネージャーの久住さん…渦巻く誤解の嵐で、騒ぎは大きくなるばかり…
それでも湯神くんが目指すのは、充実した孤高の日々なのです!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人間関係の悩み無限ループvsオタクの粘着質なこだわり。放課後屋上での悩み対決…いや解決? 不毛な戦いでした…。
本人には深刻な悩みでも、他人からみれば「まぁそんなもんだよ、そんなこともあるよね」程度だったりします。
俯瞰か…。確かに描いてる人は良く人間を観察してますね。わりと痛いところを突いてるのに、上手く笑いに昇華させてる。読後感は爽やかです。
4巻も笑えました。
Posted by ブクログ
ラブコメ要素の入り込む余地のない湯神くんの性格が最高だ…。私は湯神くんの屁理屈の殆どが理解できる。人生に達観している訳でも挫折を経験したわけでもなく、常に合理性が自分に一番しっくりする、と自分をわきまえているだけなのである。その場合、他者と適当な関係性も結べないので、友達がいないのも合理である、と言う結論に達している訳だ。彼には悪意も邪気も他意もない、ただ、自分に忠実である、と言う事を実践できる稀有な才能の持ち主、ってだけの事だ。
Posted by ブクログ
前巻から不穏な雰囲気を出していた綿貫さんのお友達との関係についにヒビが…。
『ああ、いるよなー、こういう子…』と思わず自分の高校時代を思い出してちょっと胸が痛くなりました。綿貫さん、いい子なんだからこんな子と無理して友達にならないでもいっぱい友達出来ると思うのに。しかし、湯神くんの言っていることが正論なんだけどグサッと来てそれでいてイラッともする(笑)
次巻は9月か…。待ち遠しいな。
Posted by ブクログ
一発ネタ系かと思ったらなかなかリアルに学園生活を描写してておもしろい。最近多い友達いないとかいって普通に友達いるじゃんとかではなく本当に友達いないしね。こうしてみると男同士に比べて女の子同士の友情って難しいよなぁ。あんなんすごいストレスだよね。悠々とこなせる人ならいいけど綿貫さんみたいなタイプだと気疲れしそうだ。
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"「約束は破れないよ…」
「……偉いね…」
「破った時点で上下関係が発生するからな!
つまり、二度と約束なんてしちゃいけないって事だ!!!!」
「あのさぁ…なんでそこにたどりつくの?」"[p.32]
Thanks to K.H.
Posted by ブクログ
湯神くんは今日も斜め上をさっさか歩いて行くぞ! マイペースぶりがうらやましくて小憎たらしい湯神くん。隣にいるのにこっちを向いてくれないだろう湯神くん。リアルに隣にいたら…振り向かせたくなるかな。嫌そうな顔されるんだろうな~~。なつかない猫みたいでずっとちょっかいかけたくなりそう。馴れたら馴れたで図々しくなるから要注意だ。兼ね合いが難しいぞ。うむ。
今回も俯瞰でみることの大切さを学びました…湯神くんですら自分を俯瞰で見ることは難しいようだが克服されてましたし…どう落ち着いたかは…あれはどうするんだろう?やっちゃうの湯神くん。突然の親友。野球部の閻魔帳。さて五巻は文化祭か。ちひろちゃんのまわりもまたキナ臭いし。うふふ。楽しみ~~(ㅍ_ㅍ)