あらすじ
一九六五年、経済的に繁栄する日本からアフリカ中央の一小国ルワンダの中央銀行総裁として着任した著者を待つものは、財政と国際収支の恒常的赤字であった-。本書は物理的条件の不利に屈せず、様々の驚きや発見の連続のなかで、あくまで民情に即した経済改革を遂行した日本人総裁の記録である。今回、九四年のルワンダ動乱をめぐる一文を増補し、著者の業績をその後のアフリカ経済の推移のなかに位置づける。
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Posted by ブクログ
YouTubeで紹介されていたのを見て、久しぶりにノンフィクションの本を読んだ。
アフリカ途上国の構造、途上国民の性格や考えなど、この本から少しは感じ取ることができた。
物語のような著者の凄さを感じさせられる一冊。それだけに、その後の動乱については複雑な気持ちになる…