ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]

ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版]

ビジネス・実用
1,056円 (税込)

5pt

一九六五年、経済的に繁栄する日本からアフリカ中央の一小国ルワンダの中央銀行総裁として着任した著者を待つものは、財政と国際収支の恒常的赤字であった-。本書は物理的条件の不利に屈せず、様々の驚きや発見の連続のなかで、あくまで民情に即した経済改革を遂行した日本人総裁の記録である。今回、九四年のルワンダ動乱をめぐる一文を増補し、著者の業績をその後のアフリカ経済の推移のなかに位置づける。

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ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版] のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なろう系小説と聞いたので読んでみたら、ちゃんとなろう系だった(笑)。小説のような展開で、知識と経験を持った作者が、アフリカで冷静で公平な思考で経済を立て直してルワンダという小国が経済発展していくお話。作者も外国人という立場でありながら、「外国人」や「ルワンダ人」の固定観念にとらわれず、冷静に状況を分析してルワンダ人との対話から、ルワンダの人を理解しようと努め、何がルワンダ人のためになるのかを考えて本質を見失わずに役目を果たしていた。1960年代の日本人に、こんなにも素晴らしい人がいたのかと誇りに思ったし、日本人として、この精神は受け継がなければと思った。2026年の今読んでも、作者の考え方や言葉、人の動かし方、仕事の仕方はとても勉強になり、自分の仕事にもぜひ活かしていきたいと思った。予想以上におもしろくてためになる本で、仕事のバイブルにしようと思う。

    0
    2026年05月04日

    Posted by ブクログ

    面白すぎた、、
    まず服部さんのしごできメンタルつよつよ具合が好きすぎるし、常に本質(今回でいうルワンダ現地の声)を掴みにいく姿勢は尊敬に値する。交渉時に向こうの思考を辿るような言い方をするのもとってもうまい。服部さんの脳内を少し覗けてとっても楽しかった
    間違いなく今年読んだ本ベスト10に入るだろう

    0
    2026年02月28日

    Posted by ブクログ

    中央銀行の役割に興味を持って出会った本。日銀について調べていると高度で理解も追いつかない経済政策が取られておりいかがしたものかと思っていた。しかしこの本では中央銀行家としてキャリアのある服部氏がほぼイチから1国家の中央銀行運営を正常化されていた。
    中央銀行の仕事とは。「国がどんな制度を作るとどんな人が利益を得るのか、どんな人のモチベーションを刺激して中長期的に何を得るのか」経済の何手先も読む将棋の試合のような仕事だった。

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃよかった〜。リアルなろうとか言われてるのを見かけたので、どんなもんやね?と軽い気持ちで手に取ったけど、知性と自負を感じる文章にクラクラした!(そういう点では全然"なろう"らしくはない)

    文体は読みやすく、時にユーモアがあり、正しく自信がある人にしかできない「他者に悪い評価下すこと」を惧れずやってのけ、一方で驕りを排除しようと己を律する態度に好感。

    寡聞にして知らなかったのだが、当時の日本では「さん」より「君」をよりオフィシャルな敬称として使用するものらしく、本文でもほぼ全ての男の敬称が「君」でなんか良かった。
    人間愛や自分がなんとかせねばという使命感・自負のために奮闘する男が、君付けで呼び合う相手と言葉で刺しあうの、インテリ臭が凄い。

    色んな困難・苦難に淡々と耐え、先を見据えて手を打ち、常に目的を忘れず……そうして仕込んだ狙い通りに国が動いてゆくのは非常に爽快だが、その爽快パートすらもあっさりとした語り口で進んでいく。実りの部分をこうもサクサクと終わらせてゆくのも仕事人感。

    大正生まれの方とのことで、読む前は時代による価値観の遅れなどが滲むこともあろうと想像していたが、本質的に誠実でかつ知能が高ければそうしたことは殆ど問題にならないと知れたのも収穫だった。

    仕事に飽き、人生に倦んだ際に触れると、元気や勇気をもらえるかもしれない。
    近頃は「仕事にやりがいなんていらない、金をくれ」的な言論が流行っていると感じるが、やはり人生の充実・手応えという意味ではやりがいも大切なんだろうと本作から間接的に感じた。素敵な人生だ。

    0
    2025年07月04日

    Posted by ブクログ

    人をしっかりと見る、風説を疑う、任務に忠実であるということを徹底している人であったのだと思う。真摯に働くことの大きな力を感じた。

    0
    2025年03月12日

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。立派な人がいたんだなぁ、と思う。人を、現場を、大切にする人。大統領との対話で作られた信頼関係があってルワンダのため、ルワンダ人のための仕事をしているのは最高のモチベーションになっていると思う。仕事というのはかくあるべし、と思う。

    0
    2024年02月06日

    Posted by ブクログ

    服部氏の日銀総裁や世界銀行での経験からすれば端から可能なことだったかもしれないが、アフリカ内陸にあり経済的条件も良くない土地で、通貨改革や中央銀行、金融の組織化をやりきった姿を、仕事人として尊敬する。

    0
    2024年01月29日

    Posted by ブクログ

    子どもが面白いから絶対読んだ方がいいと薦めてくれて読みました。めちゃくちゃ面白かった。

    Noblesse obligeとしか言いようがない。
    こんなにすごい日本人がいたなんて感動しました。

    そしてもっと経済について勉強しないと、とも思いました。

    0
    2023年10月29日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。

    中央銀行総裁の立場ではあるが、コンサルのような印象を受けた。
    国を相手にしてさまざまな領域からアプローチできるのは非常に魅力的な仕事だったろうと思う。

    他方で、現代社会の日本と照らし合わせると、当時のルワンダのように明確で規模の大きい課題が少ないのは当然のことということも理解しておきたい。

    とにかく読んでいて、現在の仕組みを理解した上で、仕組みの外側から解決策を持ってくることに非常に長けていると感じた。

    0
    2023年08月19日

    Posted by ブクログ

    ルワンダの中央銀行総裁として着任した服部総裁の記録。財政や国際収支の赤字や未熟な組織、物理的条件の不利など困難を極める中でルワンダ国民のために経済改革を行った。 人間としてとてもかっこいい。

    0
    2023年02月28日

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