あらすじ
改革を急ぐ清盛は、日宋貿易の活性化と国政刷新をめざし福原遷都を強行。続いて、抵抗する後白河法皇の院政を停止(ちょうじ)し、朝廷を凌ぐ絶対権力を掌握する。しかし坂東では、復仇を呼号する源頼朝が蹶起、所領の利権をめぐって中央と対立する武士を取り込み、一大勢力を築きつつあった。各地の叛乱に追討軍を催す中、志半ばにして病に斃れた清盛――英傑の大志は、このまま虚しくなるほかないのか?風雲急を告げる第三部。
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Posted by ブクログ
平氏の隆盛期が過ぎ、凋落の兆しがみえてくる章。
義経や頼朝、義仲、行家等源家の動きが見えてくる。
この作品を読むと、義経も頼朝も清盛と後白河法皇に踊らされていた感がある。
次巻でいよいよ最終巻。