【感想・ネタバレ】平家(三)のレビュー

あらすじ

改革を急ぐ清盛は、日宋貿易の活性化と国政刷新をめざし福原遷都を強行。続いて、抵抗する後白河法皇の院政を停止(ちょうじ)し、朝廷を凌ぐ絶対権力を掌握する。しかし坂東では、復仇を呼号する源頼朝が蹶起、所領の利権をめぐって中央と対立する武士を取り込み、一大勢力を築きつつあった。各地の叛乱に追討軍を催す中、志半ばにして病に斃れた清盛――英傑の大志は、このまま虚しくなるほかないのか?風雲急を告げる第三部。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

平氏の隆盛期が過ぎ、凋落の兆しがみえてくる章。
義経や頼朝、義仲、行家等源家の動きが見えてくる。
この作品を読むと、義経も頼朝も清盛と後白河法皇に踊らされていた感がある。
次巻でいよいよ最終巻。

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2011年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鹿ケ谷の陰謀から清盛が死去するまでの時期を描いています。
時はまさに平家絶頂ですが、次代を担うに足る人物が一門の中に居らず、子孫繁栄は望むべくもないと清盛は内心諦観しています。同時に、清盛の失敗でもあり、室たる時子の責任であると指弾しており、的を射ていました。
清盛の残した鴻基を託すために、後白河院が目を付けた人物が義経であるという設定。

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2013年05月18日

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