【感想・ネタバレ】太陽の世界 18 選ばれざる者のレビュー

あらすじ

タリム国の裕福なタグ家の末っ子タルボは、大人たちから子供扱いされ自由に遊びまわっていた。しかし幼なじみで貧しい家のキロが、自分より頼りにされているのを羨ましく思うのだった。そしてタルボは、将来自分の家に居場所が無いことに気付き、人間の価値に疑問を持ち始めた。ある日ラ・ムーの噂をきいたタルボは鳥人になる修業をしたいと思い立ち、家を飛び出し王宮のある町へ行く。タルボは町で知り合った老人の紹介により、下働きとしてネプトの船団に乗り込むことができた。いよいよラ・ムーを目指す旅が始まったのだ。同時にタルボの周辺には邪悪な影がつきまとい始めていた。何年か後タルボは、ラ・ムーの地を踏むことができるのだろうか。今、少年の夢を乗せて、船は荒海に向かって出港していった。

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Posted by ブクログ

シリーズ18巻、最終巻だが、全く面白くなかった。半村良氏は、この後どんな展開を構想されていたのだろうか?よくわからない。ぜひともこのシリーズの続きを書いてもらいたかったが……。なぜかこの18巻だけが、私にはよく分からない。つまり面白くなかった。と言っても昔の作品なのだが……。と超速読みでは思ったが、再度ゆっくり読んで見ると、なかなか面白かった。シリーズ17巻のその後の新しい展開となっている。
ブリンコ軍を撃破したアムの鳥人カゲルが、3国の聖王マール王となったその後の世界。タリム国の田舎の村長の末息子タルボの成長とラ・ムーへの限りなくあこがれ。その為に、ネプトの船団へ乗り込みラ・ムーを目指す物語。途中またしても、デギルの影が近寄ってくるが……。
再度、この後の物語が読みたかった。しかし作者はもういない。未完の大作。そしてこの作品に流れる生まれながれの差別。格差。選ばれし者と選ばれざる者。アムの持つ念力(キマ)は、その選ばれた者の象徴。選ばれざる者は、どんなに努力や修行しても、キマを持つことはできない。アムが世界を支配する世界はどうなるのだろうか?という作者の一つの例:理想を読んで見たかったのだが。それはもう読む事はできない。

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2020年06月20日

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