【感想・ネタバレ】なぞの転校生のレビュー

あらすじ

岩田広一が通う中学に山沢典夫という転校生が入ってきた。典夫はギリシャ彫刻を思わせる美男子であるのに加え、成績優秀でスポーツも万能だったが、なぞめいた雰囲気を持っていた。ある日とんでもない事件を起こした典夫の秘密とは? 1970年代のNHK少年ドラマシリーズシリーズとして映像化され人気を博した眉村卓がおくるSFジュブナイルの傑作。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『ねらわれた学園』と比べると、面白さには欠ける。しかし、それも物語られた時代を考えれば、味とも言える。

「理想の世界なんてどこにもないんじゃないでしょうか。」という言葉が、とても印象に残っている。恵まれていれば見えない、恵まれていなければより強く抱くものが「理想」だと思う。典夫たちは、広一たちに出会って、自分たちの本当の目的を見つけたのではないだろうか。

私が抱いている理想も、現実を見れば素晴らしいことばかりで、何でもないものになるかもしれない。

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2021年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもの頃、ワクワクして読んだ記憶がある。複雑な感じが全然しなかった。他の星へ行ったけど逃げ戻ってきて、日本人として生活する。
次元放浪民を受け入れる地球人。だよねー。

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2018年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマ観て原作が読みたくなったので読みました。
やっぱりドラマとは設定がちょっと違う。たしかに原作通りだとあっという間に終わってしまいそう。
ストーリーとしては異次元を放浪する人間との関わりを描いたSF作品。SFは好きなのでこういった設定はすごく楽しめる。でもちょっと物足りなさが残った。
異次元から来た人間たちが現次元の人間たちに素性を知られて普通に生活していけるとは思えない。すごく爽やかな青春ストーリーのように描かれているけど、もっと違う終わり方があっても良いかも。
主人公は広一だけど、典夫の異次元を放浪するストーリーがあったら面白そう。

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2014年03月10日

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