あらすじ
あなたはイスに座って、ウェイターが注文を取りにきました。 あなたは一番好きなお茶を頼んで、そして、この本を開きました。 お茶が運ばれてくるまでの、本のひととき――。 ドキリとする、ウルッとする、元気になる、胸が痛む、答えを探す、好きな人に会いたくなる、そんな“心動く掌編”18篇を収録。 時雨沢恵一&黒星紅白が描き下ろす“カフェでお茶が運ばれてくるまでに読む絵本”。オールカラーで登場です。
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Posted by ブクログ
淡い色づかいの優しげで可愛らしい挿絵に、簡潔ですっと頭に入るのにずっと心に残り続けるような深い言葉の数々。短い文書で読みやすいけれど、読み終わってからの余韻に色々考えされられる、満足感の高い絵本でした。個人的にらぶれたーが可愛らしくて素直に好きです。
Posted by ブクログ
時雨沢さんの詩集。
キノの旅のストーリーが好きであれば、おすすめできる。
この中で最も好きなのは「かべ」
(以下抜粋)
人生の壁を目の前にすると――
ほとんどの人が、その高さに尻込みしてしまいます。
「こんなのを乗り越えるのは、無理だ」と。
壁の向こう側へ行けた人は、皆知っています。
(続きは本書で)
こういうような内容もありますし、ちょっと皮肉っているものもあります。
万人向けともいえると思います。
Posted by ブクログ
お友達に勧めてもらった本
シンプルに文字数が少なくて読みやすかった。
題名通りお茶が運ばれてくるまでに読める本だった。
内容もハッとさせられる事が多くて、定期的にカウンセリング程度な感じで読んでおきたい一冊だった。
今の年齢を倍にしてその時にやりたかったと思ったことは今やるべきという言葉がとても刺さり、できることは挑戦したいと思った。