あらすじ
メディアや政治家に煽られながら、危機意識ばかりが高揚し続ける日本。東日本大震災で集団化はさらに加速し、敵や異物を排除しようとする動きがますます強まっている。そんなときに勃発した領土問題。気がつけば取り返しのつかない事態が引き起されているかもしれない。私たちは何を考え行動すべきなのか。
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Posted by ブクログ
死刑の話かと思ったら、色んなジャンルの事が書かれてた。
約10年程前に書かれたものもあり、懐かしいニュースもある。
テレビの言ってる事に違和感を覚えたのは高校生の時。その時の自分の感覚は正しかったのだと再認識!
やっぱり鵜呑みにしないで、きちんと自分の頭で物事を考えないと!
印象的だったのは、朝鮮語の翻訳者の話。
私も英語やけど字幕と実際に言ってる事の意味合いが微妙に違うと思ったことが何度かあった。
信頼できるニュースやメディアを探すのって大変ね。
Posted by ブクログ
タイトルは、死刑制度廃止の意見への反論に対してのもので、訊きたいのは「被害者遺族のための死刑制度ならば、遺族が存在しない天涯孤独な人が殺されると刑は軽くてよいのか?」ということ。
死刑制度、刑罰の厳罰化、犯罪やテロ対策、竹島や尖閣など、世間の常識や期待、正義などの危うさ(暴走)、それにおもねるメディアの実情に意識を向けさせられる。
著者の意見は、自身が気にしないといいながら何度も触れるようにブサヨ(ぶさいくな左翼の意?)、お花畑満開(理想論の意?)という批判もあるように、一面的な意見だと感じられるが、問題意識の切り口としては必要な情報だと受け止めた。
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