あらすじ
マーケティング書のベストセラーが遂に電子書籍化! 「売れる商品はない。売れる売り方があるだけ」「伝え方ひとつで売上は10倍違う」「商品・サービス・ブランドを独自化すればお客さまに選ばれる」と語る著者の、具体的かつ実践的な手法がギッシリ詰まった1冊。実際のチラシやPOP、ニューズレターも紹介されており、今日からのビジネスに即役立つ。Gunosyに掲載されて大反響を呼んだ「売れるチラシの作り方10の法則」も電子書籍版限定の特別付録として収録! 読まなきゃ損の充実の内容。
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Posted by ブクログ
チェック項目6箇所。多くの人は、モノを売ることばかりに一所懸命になっている、でも、大事なのは「体験を売る」という視点です。売れる商品があるのではなく、「売れる売り方」があるだけ。味や材料へのこだわりだけでは価値は伝わりません、商品やサービスのスペックをいくらいっても独自の価値は伝わらないのです。人間は価値を知らないものは選ばない、興味ももたない。身長120センチの子供が手を伸ばしたときにどこまで届くのか。選ばれるために、買ってもらうためには、何が重要なのか? それは「関連性」ということです。
Posted by ブクログ
筆者の経験談や実際の広告の写真など惜しげもなく公開されています。参考にしてチラシを作る助けになると思います。売るための方法は値下げばかりではない、というのはまさにその通り。この先生の助けを得れば、自分では気づいていない価値をさらにたくさん見つけてもらえるんだろうなあ。
Posted by ブクログ
販促コンサルタントの方が書かれた本。
価格以外でいかにお客様に価値を提供することができるか、という目線で書かれた事例集的な本。
具体例も豊富で非常に即効性もあり、◯。同業種で事例を探されている方にはオススメ。以下抜粋
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①ターゲットを絞り込まない。
②売り込まない
③「好き・楽しい」を発信
④人のストーリーを語る
⑤新たな意味付けをする
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③「好き・楽しい」を発信
└サッカー好きの美容室オーナーがいたら
サッカー服を来て接客をする
※基本的には人は忘れるもの
→定期的にお客様と常にコンタクトをとりましょう
・個性的になるために、個人を発信していく。
・会社とは友達にはなれないが、「中の人」とは仲良しになれる
例:黒川温泉わかば
のど飴とクッションで予約が殺到が殺到した温泉旅館
「ターゲットを誰にしようか」
→おしゃべり好きな主婦に使用
「何を伝えるか」
→おしゃべり応援グッズを作ったら面白い
「どんな行動をとってもらいたいのか」
→予約してもらう!
Posted by ブクログ
"「エクスペリエンス・マーケティング」をわかりやすく説明している一冊。
1.「品質・価格ではなく”独自の価値”を伝えていくことが重要」
◆Appleの新作発表は”ユーザーが体験する視点を伝えている”
・MacBook Air:A4封筒からPCを取り出す
・iPhone:ジーンズからおもむろにiPhoneを取り出す
⇒ユーザーに「Appleの製品を使うと、こんな体験ができる」と伝えている
CMもTV電話で遠く離れた孫と話せる、とか走りながら音楽が聴ける、とか体験ベースで作られている
商品やサービスのスペックをいくら伝えても、独自の価値は伝わらない
体験の価値や、創業の思い…など
◆人は価値を知らないものは選ばないし、興味も持たない
必要がないと思ったら選ばないし、手も取らない
その原因の多くはちゃんと”価値を伝えられていない”ことにある
2.「ターゲットプロファイリング:お客様を”ただ1人”まで絞る」
・具体的に誰が、どんな属性の人が求めているのかを考える
・どうやったら伝わるのか、喜んでもらえるのか
・ターゲットを絞ることで、より具体的な施策が打てる。伝わりやすい言葉が選べる。
3.「現代消費の心理=より関係性の深い人から買う」
◆磯野家に頻繁に出入りしている”三河屋のサブちゃん”
・そろそろビールが切れますよね、明日はカツオくんの運動会ですが醤油は足りてますか?
⇒家族構成、それぞれの趣味や嗜好まで全て把握していて信頼関係があるから提案が容易
◆初対面でプロポーズされてもOKする人はまずいない
しかし、1年かけて食事や旅行などを重ねればOKまでたどり着くかもしれない
⇒”人は選ぶのに時間がかかる”ということ
だからこそ、信頼関係とタイミング管理が非常に重要になってくる
=継続的な「ゆるやかな関係性」が必要
4.商品やサービスと合わせて、自分を独自化している
商品・サービス・企業、どれも差別化ができないと選んでもらえない"
Posted by ブクログ
あまり期待していなかったが、非常にタメになったし読んでいて面白かった。
何故か?
実際にあった事例を具体的に且つ数値まで示して提示しているからです。
タイトルにあるように、「価値」の伝え方をちょっとした工夫で売上が著しく改善した例が沢山出ています。
昨日読んだ、 「100円のコーラを1000円で売る方法」は、マーケティング理論をストーリー仕立てで分かりやすく解説した本だったが、そもそものストーリーがいまいちだし、事例も具体的ではなく分かりにくかったので、失礼ながら駄本と評させて頂きました。
しかし、本書は見た目のチープな感じとは裏腹に、かなりの説得力がある事例集です。巻頭には、実際の事例のチラシや店頭などのカラー写真が掲載されており、より理解を促進するように考えられています。本質的には経験価値、顧客ニーズの階層構造など、ドリルと穴など、ビジネススクールのマーケティング理論で説明できるものですが、やはり現場の人間にとっては理論よりも、実際にどうやるかということです。マーケティングや企業戦略に関わる人にはオススメです。
Posted by ブクログ
会社の同僚からお借りした本。けっこう面白く、具体的、そしてビジネス書に大事(と私が思っている)な分かりやすさがとても良いです。やってみたことと、その結果の検証が具体的に書かれているので、腹に落ちる感じです。また、販促に使ったチラシなどを挿絵で加えているところも好印象でした。営業、流通業者、自営業、経営者の方には特にオススメです。本を読んだら、何かやってみようと思うと思います。