【感想・ネタバレ】異端の大義(上)のレビュー

あらすじ

シリコンバレーからの帰還──。世界有数の大手電機メーカー・東洋電器産業の高見龍平は、米国の半導体開発部門撤退という大任を果たして帰国した。長い海外勤務から戻った彼の目を驚かせたのは、創業者一族とその取り巻きによる恣意と保身の横行。入社同期で一族に連なる人事本部長へ直言するが、それが仇となる。高見は、工場閉鎖という過酷なリストラ業務を命じられてしまった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2009/3/30 新大阪のBooks Kioskで購入。
2015/3/24〜4/1

3年ぶりの楡作品。『再生巨流』に続く経済小説。同族経営の大企業に勤める高見と、経営者一族に連なる同期の湯下を中心にえがかれる人間ドラマ。技術者上がりてアメリカ駐在から帰国したばかりの高見に対して、個人的なうらみから工場閉鎖の労務管理を押し付ける湯下。いかにもありそうで、何ともいたたまれない。最近御家騒動のあった某大手家具会社なんかもこんな感じなのだろうか。下巻に期待。

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2015年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

MBA​の過大評価、同族経営、形だけの実力主義、日本市場の特殊性、中​国の膨張、買収。企業小説は旬のものと歴史になるものがあるがこ​れは前者か。

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2012年05月12日

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