あらすじ
【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化! 特典ミニ小説つき!!】名門家の姫でありながら、人並み外れた剣の使い手である葵。彼女は、このたび桜花衆の頭領を任じられた。この陽源(ヒノモト)の国は長く国を閉ざしていたが、十七年前、他国に開国を迫られた。その際に「外来種」と呼ばれる毒性の植物が持ち込まれ、いまだに人々の暮らしを脅かしているのだ。この外来種の駆除を専門とする、クセ者揃いの剣豪集団に、紅一点、飛び込むことになった葵の運命やいかに…!!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
設定がなんとなく新撰組っぽいのかなぁ?って思って、ちょっと積読になってましたけど、読んでみたらおもしろかったです。
名門の姫でありながら、剣にすぐれ、男所帯の頭領に抜擢された葵。
敵は外国からもたらされた植物ということでしたが、葵の出生の秘密も絡んできて、後半一気に読んじゃいました。
堅物で葵を否定しながらも、彼女の実力にだんだん惹かれていっている副長の才蔵が、植物の毒にやられて葵にべったりしてるあたりが、なんともニヤニヤしちゃって、女性にベタベタする毒じゃなくて、好きなものがより好きになる毒だったって才蔵が聞いたら、絶対顔を真っ赤にして、全力で否定しながら憤死しそうって思いました(^^ゞ
続き読みたいです。