【感想・ネタバレ】高く遠く空へ歌ううたのレビュー

あらすじ

港に霧が出た夜には「赤眼の魔犬」が現れ、次の日には必ず人が死ぬ――。高くて広い空に囲まれた町で暮らす、少年・ギーガン。また見つけてしまった10人目の死体。現場には革ジャンの男が現れ、「犬笛」の歌声が聞こえてくる。父さんはなぜ自殺したのだろう。謎の糸が少しずつ解けていく優しいミステリー。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

死人が多く出る町。
なぜか死体をよく発見してしまう義眼の主人公。
ミステリーに見せかけたファンタジーな感じでした。最後まで読んでも、ファンタジー的な要素のところは観念が難しかったです。

バットを振ってギーガンに怪我をさせてしまったルーピーに「野球やめるなよ」とお父さんが言うところが素敵でした。
と、感情のはあるけれどそれを自分で認識できていないギーガンが、泣くところで私も泣きそうになりました。

このところ小路さんの本ばかり読みあさっているのだけれど、どれを読んでも人物たちがみんな、読んでいる最中頭のなかに生き生きと存在しているから面白いんだろうな、と思います。

0
2015年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

街にまつわる七不思議なような謎に少年がまきこまれ、成長していきます。
その過程がとても切ないなって思いました。

0
2014年06月07日

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