【感想・ネタバレ】アドラー流子育て 50の習慣のレビュー

あらすじ

「なんで毎日、イライラ怒っちゃうんだろう。」
「あのとき、あんな言い方しなければよかった。」

宿題をなかなかやらない、
何度言っても片づけない、
朝はいつもバタバタ……

子育ての毎日は、
思うようにいかないことの
連続です。


言うことを聞かない子どもにイライラ。
怒鳴ってばかりの自分がイヤになる。
そんな親御さんに、何が子どもの自立心を伸ばすのか、
どうすれば子育ての日々を満ち足りて幸せに過ごせるか、
アドラー心理学が行動のヒントを与えてくれます。


アドラー子育てのコツは、「できていないこと」よりも
「できていること」に目を向けること。

そして、子どもを思い通りに動かそうとするのではなく、
「この子には自分で成長する力がある」と信じて関わることです。

宿題をしない子を「やる気がない子」と決めつけるのではなく、
「何か困っていることがあるのかな」と考えてみる。

片づけない子を「だらしない子」と見るのではなく、
「今は練習中なんだな」と受け止めてみる。

「なんでできないの!」という言葉から、
「どうしたらできそうかな?」へ。

問題だと感じることには、
ものごとをよくする可能性が含まれています。

親が勇気に満たされ、
子どもを変えるためではなく、
親子の関係を育てるための関わり方のコツを知ることで、
ご機嫌な家になっていけます。

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Posted by ブクログ

【学びたいこと】
「嫌われる勇気」を読み、アドラー心理学の「課題の分離(子供の課題に介入せず、必要な支援をする)」「横の関係(子供と対等な関係で向き合う)」などの考え方を、子育てにも活かせると感じた。
本書を通じて、アドラー心理学を日々の子育てに落とし込む具体的な習慣を考えたい。

【質問】
Q1「課題の分離」を実践する具体的な習慣は?
Q2「横の関係」を築く具体的な習慣は?
Q3日々の子育てで実践できる具体的な習慣は?

【本書の答え】
A1
「子供の課題」として線引きして終わりではなく、勇気づけをしながら行動をサポートする。
・テレビを見ているとき
「あと10分でご飯ができるから、時間を見て自分で来てね」→「時間を見てテレビを終わりにできたんだね」
・子供のアイデアを試す機会を止めない。
全身赤コーデをして友達から指摘され、自分でやめる。
親が先回りして止めると、自分で決めた経験や、自分で気づく機会を失う。自分のことは自分で決めるという感覚を育てることが大切。
A2
子供を一人の人として尊重し、対等な関係で向き合う。
・話を聞くときは、お腹を子供に向ける。「あなたの存在は大切」というメッセージ。
・生まれたときのアルバムを見る。子供の存在そのものの尊さを実感する。
A3
アドラー心理学の「自己受容・他者信頼・他者貢献」を、日々の子育ての中で実践する。
(1)自己受容
・子供の毎日の当たり前を肯定する。
(2)他者信頼
・親が子供にとって最初の「信頼できる他者」。
・チーム親子として、協力し合う。
(3)他者貢献
・子供がいることで親が楽しそうに過ごすことで、「自分には価値がある」という貢献感につながる。
・小さな自己決定とポジティブフィードバックを組み合わせる。
「何かお手伝いしてもらえる?」
「お皿を運ぶ!」
「助かったよ、ありがとう。きれいに並べたね」

【本の概要】
本書は、アドラー心理学をベースに、「自信を持ち、自分を大切にできる」「周りの人を仲間だと感じ、役立とうとする」という方向に子供を育てるための、具体的な子育ての考え方や実践方法を紹介する一冊。
著者はカウンセラーの三宅美絵子さん、監修はアドラー心理学の著書を多数出版する岩井俊憲さん。
親子がお互いを一人の人として尊重し、協力し合う「ヨコの関係」や、自ら困難を克服する勇気を引き出す「勇気づけ」などを、アドラー子育てでは大切にしている。

【印象に残った表現・引用】
・「勇気づけ=子供の毎日を肯定する」
・子供の「好き」に入り込む。拾ってきた石に名前をつけたり、宝箱にしまったりする。「あなたの行動には価値がある=あなたには価値がある」と伝える機会になる。
・「ダメ!」を「ストップ!」に変える。普段から「よーい、ドン!」「ストップ!」とセットにして、遊びの中に取り入れる。

【感想】
・子供の「好き」に入り込んだり、親が子供と過ごすことを楽しんだりすることが、自己受容や他者信頼につながるという観点が面白かった。
・相手を重要人物としてリスペクトする、カーネギーの考え方も思い出した。
・自分が子育てで意識しているモンテッソーリ教育と、アドラー心理学が近いように感じた。「自立をサポートする」という点では「課題の分離」、「自分はなんでもできる、この世界は素晴らしい」と感じられる土台という点では、「自己受容」や「他者信頼」の考え方と共通する部分があるように思う。両者の考え方に共通する背景をさらに深掘りしたい。

【実践すること】
・息子の「好き」を自分も本気で楽しみ、「息子のおかげで楽しい」と伝える。
・アドラー心理学とモンテッソーリ教育の共通点や、それぞれの違いを深掘りする。

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2026年09月05日

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