【学びたいこと】
「嫌われる勇気」を読み、アドラー心理学の「課題の分離(子供の課題に介入せず、必要な支援をする)」「横の関係(子供と対等な関係で向き合う)」などの考え方を、子育てにも活かせると感じた。
本書を通じて、アドラー心理学を日々の子育てに落とし込む具体的な習慣を考えたい。
【質問】
Q1「課題の分離」を実践する具体的な習慣は?
Q2「横の関係」を築く具体的な習慣は?
Q3日々の子育てで実践できる具体的な習慣は?
【本書の答え】
A1
「子供の課題」として線引きして終わりではなく、勇気づけをしながら行動をサポートする。
・テレビを見ているとき
「あと10分でご飯ができるから、時間を見て自分で来てね」→「時間を見てテレビを終わりにできたんだね」
・子供のアイデアを試す機会を止めない。
全身赤コーデをして友達から指摘され、自分でやめる。
親が先回りして止めると、自分で決めた経験や、自分で気づく機会を失う。自分のことは自分で決めるという感覚を育てることが大切。
A2
子供を一人の人として尊重し、対等な関係で向き合う。
・話を聞くときは、お腹を子供に向ける。「あなたの存在は大切」というメッセージ。
・生まれたときのアルバムを見る。子供の存在そのものの尊さを実感する。
A3
アドラー心理学の「自己受容・他者信頼・他者貢献」を、日々の子育ての中で実践する。
(1)自己受容
・子供の毎日の当たり前を肯定する。
(2)他者信頼
・親が子供にとって最初の「信頼できる他者」。
・チーム親子として、協力し合う。
(3)他者貢献
・子供がいることで親が楽しそうに過ごすことで、「自分には価値がある」という貢献感につながる。
・小さな自己決定とポジティブフィードバックを組み合わせる。
「何かお手伝いしてもらえる?」
「お皿を運ぶ!」
「助かったよ、ありがとう。きれいに並べたね」
【本の概要】
本書は、アドラー心理学をベースに、「自信を持ち、自分を大切にできる」「周りの人を仲間だと感じ、役立とうとする」という方向に子供を育てるための、具体的な子育ての考え方や実践方法を紹介する一冊。
著者はカウンセラーの三宅美絵子さん、監修はアドラー心理学の著書を多数出版する岩井俊憲さん。
親子がお互いを一人の人として尊重し、協力し合う「ヨコの関係」や、自ら困難を克服する勇気を引き出す「勇気づけ」などを、アドラー子育てでは大切にしている。
【印象に残った表現・引用】
・「勇気づけ=子供の毎日を肯定する」
・子供の「好き」に入り込む。拾ってきた石に名前をつけたり、宝箱にしまったりする。「あなたの行動には価値がある=あなたには価値がある」と伝える機会になる。
・「ダメ!」を「ストップ!」に変える。普段から「よーい、ドン!」「ストップ!」とセットにして、遊びの中に取り入れる。
【感想】
・子供の「好き」に入り込んだり、親が子供と過ごすことを楽しんだりすることが、自己受容や他者信頼につながるという観点が面白かった。
・相手を重要人物としてリスペクトする、カーネギーの考え方も思い出した。
・自分が子育てで意識しているモンテッソーリ教育と、アドラー心理学が近いように感じた。「自立をサポートする」という点では「課題の分離」、「自分はなんでもできる、この世界は素晴らしい」と感じられる土台という点では、「自己受容」や「他者信頼」の考え方と共通する部分があるように思う。両者の考え方に共通する背景をさらに深掘りしたい。
【実践すること】
・息子の「好き」を自分も本気で楽しみ、「息子のおかげで楽しい」と伝える。
・アドラー心理学とモンテッソーリ教育の共通点や、それぞれの違いを深掘りする。