あらすじ
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大切な人が亡くなったときに私たちを覆い包むすべての感情は、私たちが持っていたつながり、私たち自身の必要性、生命の意味、神のいつくしみの神秘など、より大きな気づきへの第一歩となります。しかし、そこに到達するまでの道は、また多くの時間がかかるのです。
すべての感情は、立ち直りへのステップであることにまちがいありませんが、その道は「通っていく」以外に方法はないことも事実です。悲しみを体験することによってのみ、超えていくことができるのです。
「超える」とは、――いままでの生き方や、かつて「普通」であったことに戻るのではなく、傷を否定するのでもなく、うらみやつらみに向かうのでもなく――失われたものを生活の中に完全に統合して、より豊かな理解、新たな目的、深い祈り、そして生まれ変わることです。その大切さを本書が教えてくれるでしょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
近しい人が天に召され、思ってた以上に悲しみが深くて、「ことば」が欲しくて、書店で偶然目にしたこの本を購入。
「悲しむことは、つらく骨の折れることです。けれども、やがて、深い変容をもたらす癒しが必ず得られます。本書は、それを約束し、その道筋を示しています」
と前書きにあるとおり、道筋を示してくれていると思います。
一方向からだけの見方ではなく、他の見方、考え方にふれることができます。